FLAIR CLOSSOVER/Tenere700/XLR250R/TRICITY125の11輪生活と雑感たれ流し。
迂回亭新館



 
お盆休み。イイ響きですな。

お盆にまともに休むこと自体、自分にとっては珍しいけど、それ以上に珍しいのは、この民族大移動の時期に、なんと走りに行っちゃったってことだ。

だって、休みの予定が立たないんだもん。
だったら、お仕事相手もお休みのこの時期に、速攻休んじゃえって気分に。
だもんで、これまた無謀にもお盆の宿を数日前にネット予約(byカミさん)。
案の定どこでも満室マークの連続ながら、どうにか取れた宿をつないで2泊のツーリングが決定した。初日は飛騨高山(の郊外)、2日目は甲府北部の山腹の宿だ。

出発は12日未明。ホントに未明。つーか11日27時くらいって感じ。(^^;)

驚くべきことには、深夜1時過ぎに目覚めて身支度の傍ら、ネットの高速道路情報を横目に見ると「え”~!!!」、東名が渋滞してるよオイ。

横浜町田付近の渋滞はかわいいもんながら、静岡県内では掛川付近を中心に数十キロ単位の渋滞表示が出てるじゃないの!

東名>東海環状>東海北陸…とつないで走ることを考えていたものの、ここで揺れるキモチ(笑)。中央道経由で行くかなぁ……。そんなこんなで決心がつかないままに荷造りを終えて出発だ。時刻は予定の午前2時を少し回ったところ。これなら八王子まで出ても、割引適用時間内に高速に乗れるかも…とさらに迷う。

しかし暑い。夜中だっていうのにこの暑さだ。
で、この暑さが決意を促した。

下道暑いっ! 高速で一気走りで体感温度下げちゃえっ!!
てなわけで横浜青葉から東名高速利用が決定(W

帰省渋滞がピークと言われたこの日だけに、深夜の東名も交通量は多い。
おまけにサンデードライバーに輪を掛けた「盆暮れ正月ドライバー」がウヨウヨいるから気を抜けないのだ。

ともあれ走る。走る。
足柄SAでトイレ休憩を……と思ったが満車状態でタッチ&ゴー(笑)。
富士川SAまで足を伸ばして最初の休憩を取る。トイレと夜食のおむすびだ。

さらに走る。
渋滞表示のあった静岡西部では、やはりアップダウンに伴う自然渋滞に遭遇する。
とは言え流れてはいたし、そこそこすり抜けも併用しつつさらに西進。
浜名湖SAにて予定の給油。ここも大混雑だったから給油のみにしたのは大正解だった。ここで夜明けを迎える。

8耐さながら、給油後即座に走行再開。
豊田東ジャンクションから東海環状へ。
最初の鞍ヶ池PAにて休息。
これで一番大きい渋滞の危機は回避できただろうと安堵。
PA内のサークルKで求めたおにぎり(またかよ)も旨い。

三河ナンバーのレクサスだのと競りながら(笑)、東海環状を快走。
続いては美濃加茂SAでコーヒー休憩だ。
出発からここまでおよそ5時間ほど。
7時を回ると日も高く、気温もグングン上がってくる。

美濃関ジャンクションからは東海北陸道を北上。
美並インターあたりから急激に渋滞が始まる。
この先で対面通行になる影響だろう。これは想定内。
すり抜け併用でそれほどストレスなくやり過ごす。

とは言えこの先は断続的に渋滞に出会いそうな予感がするので、白鳥インターから下道を行くことにした。
国道脇にあるという珍しい分水嶺とその近くにある「夫婦滝」なんてのが見られればと思っての寄り道だ。

しかし。

行き当たりばっ旅なので、お目当てのスポットがなかなか見つからない。
「寄るなら寄るって先に言ってくれれば調べておくのに」
なんてカミさんにも叱られる始末。スマン。(T-T)

いい加減ノドが乾いたので、またぞろ国道脇の道の駅にて水分補給。
トップ絵はその様子。白虎くんも暑さにちょっとバテ気味だ。
ここでは超レアなスカラベオ125(ロータックスエンジン仕様)に遭遇
近くの山中でオートキャンプをしているという老夫婦が、クルマにコイツを積んできて、キャンプサイト周辺での用足しに使っているんだとか。イカすご夫婦だなぁと感心する。

そんな出会いにも励まされて再出発。
しばし走ると、国道脇に「長良川源流湧水公園」ってのを発見。これかっ!?


カンは的中。無事に対面した夫婦滝~♪
いや~仲良さそうであります。見習わねば(爆)

マイナスイオン(いや、ニセ科学らしいですがこれも)とフィトンチッドに癒されまくって走行再開。「分水嶺公園」はなんだかガッカリしそうな予感がしたのでスルー。そのまま高速に戻ることなく、山里を結ぶワインディングを高山へ。交通量少なく、気分もサイコーだ。

あんまり気分がいいので、よせばいいのにさらに寄り道。
世界遺産の誉れ高い白川郷へと立ち寄ってみる。高山方面への分岐から御母衣ダムを経て往復およそ65キロ。暑かった。人多かった。あそこで暮らすのは大変だろうなぁ……以上。

白川郷では汗だけかいて戻ってきたので(笑)結局お昼は高山で摂ることに。高山市内に入る直前、この日2度目の給油。市内の混雑に備えて……と思っていたらその通り、給油後は市街地の渋滞に巻き込まれる。暑い暑い暑い~

盆地特有の足元からわき上がる熱にぼ~っとしながら高山駅前に到着。バイクが停められそうな駐車場がなかなか見あたらず(路肩や歩道にガンガン停めてるバイクも結構いたけど)、しばらく市内を彷徨。ようやっと小さな空き地に隣接した食堂を見つけて滑り込んだ。ここでお昼にしよう。

「高山グルメの店」なる認定看板(?)を店頭に掲げたこのお店。
ご主人もきさくでいい人っぽいのだが……。


ここで我々は驚愕の飛騨牛ステーキ定食に遭遇。

このステーキ、確かに美味しいお肉を使っておりました。ビバ飛騨牛。
なんだけど、えーと、その~……味付けというか、ソースが……

ハンバーグに使うような、デミグラスソースなんじゃよ!!!

ハッキリ言って、塩コショウのみで焼いてくれた方が100万倍良かった……orz
このお店、お品書きから推測するに、きっとお魚の方が得意だったんだと思うんだけどね。。。

ガックリと肩を落として宿へ……行くのは辛いので、気分直しにもひとつ寄り道。
高山市街の北西方面にあるという宇津江四十八滝へ。


こちらは大変見事でありました。ええ。

その名の通り、たくさんの滝が見られるここなんだけど、残念ながらすでにカラータイマーが赤点滅状態だったので、今回は滝6つまででリタイア。
今度はもっとゆっくり楽しみに来たいなぁ……。

とって返して再び高山市街をかすめ、この日の宿へ。
この日の走行距離は、およそ650kmほど。
続きはまた明日のココロだ~♪

コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
足の長いバイクですね。 (カズー)
2007-08-14 20:45:25
なんとも1日で随分楽しめるものですね。
650km/dayは私にとっては未踏の走行
距離です。
夫婦滝、単二さんとmaniさんの仲の良さに
あてられて、水止まっていませんでした?
 
 
 
Unknown (くに)
2007-08-14 21:09:59
やっぱり、お盆に出かけるのは過酷だ~。
でも、滝がなんとも涼しそう~。
飛騨高山あたりっていったことないのですよ。
どうも西側は弱いな~。
 
 
 
お盆と夏の外出先 (はっしぃ)
2007-08-14 21:29:10
お疲れ様でした。
渋滞の中、大変でしたね。
高速ももはや名ばかり状態。

こちらもわざわざ慣らしツーになんと
茅ヶ崎、江ノ島方面箱根なんて行ったもんだから
8割渋滞で、すり抜け訓練の様でした。

そんな中の滝はいいですねぇ~。
さり気なく漂うミストが心地いいですね。
 
 
 
Unknown (あき)
2007-08-14 21:29:34
おお~、そんな道のりだったとは・・・。

飛騨高山は、自転車で25年前(四半世紀ですね(^^;)に
行きましたが、今はどうなっているのでしょうねー。

お疲れさまでした。
続きを楽しみにしています。
 
 
 
Unknown (SJ)
2007-08-15 00:28:05
県内に住んでいながら、飛騨方面へは、何年も行っていません。(^^;
やっぱ、時間は作るものですなぁ。
 
 
 
あちぃのか・・・ (めえ)
2007-08-15 14:39:50
飛騨高山って、字面から涼しそうなとこと判断してたけど、
暑いのかー。やっぱどこもかしこも夏は暑いんですね。
夏は水場がよいですなあ、絵的にもGOODです。
 
 
 
どもども(^^) (単二)
2007-08-15 21:30:55
>カズーさん
ええ、水は滔々と流れていました(T-T)

>くにさん
行こうぜ西国。てか、こないだ四国行ってたじゃん(^^;)

>はっしぃさん
今日はどうだったかな~
人もバイクもバッチリ慣らし済みましたか?

>あきさん
四半世紀……ウチら世代にとってはイヤな
物差しになってきましたね~(^^;)

>SJさん
今回はお店に立ち寄れず済みませんでした~
スカラベも復活しましたので、今度こそランデブーなぞ

>めえさん
盆地は冬寒くて夏は暑い。これが真実です~(T-T)
白川郷だって豪雪地帯なのに激暑だったしね~
 
 
 
Unknown ()
2007-08-15 23:40:32
バイクでまだ良かったねぇ。
車だったらキレまくってるよね、きっと。
 
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