朝からのリサイクルの仕事の途中、中学校の脇の小川に爽やかな紫色の花の群生が目に留まった。今年はすごい花の数で雑草にしては、形もシンプルで愛らしい。メキシコ産で種を勢いよく弾き飛ばすので、あちらこちらから芽がでて、繁殖力が強い。常緑小低木で木の仲間らしいが、どう見ても草にしか見えない。夕方見に行ってみると、朝から咲いた花は、散っていたりしおれていた。一日花で切り花にもならない。
今年の日照りで、緑地帯の花も相当数枯れてしまった。このような暑さに強い花を植えたらいいかもしれない。しかしどんどん成長し、柳葉ルイラ草が緑地帯を占領してしまうかもしれない。人間同様、花達も生きにくい世の中になってきているようだ。
丈夫で少々の困難にも負けず根性ある者だけがのこり、弱者は切り捨てられ、強者は自我を通す世の中。どこか人間にもたとえられそう。
これから地球はどういう方向に向かって行くのだろう。
花言葉<愛らしさ> 撮影地:近くの小川