奇妙な花だ。年に数回その不気味な色とヒトデのような花びらに、目をひきつけられる。名前はオオバナサイカク。南アフリカのケープ地方が原産で常緑多年草の多肉植物で、キョウチクトウ科であるらしい。今までてっきりサボテンの仲間だと信じていた。悪臭がありその匂いで、ハエを集め受粉させるとあるが時間帯があるのか、かすかに臭いにおいはあるが鼻をつまむような臭いではない。バルーン型の蕾がつぎつぎと何個も生まれ、けむじゃらの花びらが一枚ずつ開き始め、あっという間に五枚の花びらが開きヒトデになった。
数年前お坊さんが来られた時、お寺に似合う花?だと一本持っていかれた。翌年咲きましたと、報告をうけた。この花を、私はあまり重要視していない。寒さに弱く冬場は小屋の中に入れるぐらいで、忘れた頃に水やりするくらいなのに、忘れずに毎年花を咲かせてくれる。私は勝手なもので、美しい花(価格が高い花?)には、たっぷりの愛情を注ぎどうでもいいような植物は、ほとんどほったらかし。花の立場になって考えてみると、一生懸命頑張って同じように同じ庭で育っているのにこんな理不尽な事はない。少し心を、入れ替えてみんなを大事にします。(>_<)
花言葉<平静> 撮影地:自宅の庭 2枚の花びらが開いた
あっという間に 5枚に❣