うまく話すコツを見つけました。
これは上手に歌ったりするコツにも繋がると思うんです。
自分の頭の中でね、なってる音とか、言葉と、
自分の声とが一致するように話すとね、
うまくいきます。
自分でも納得いくし、嫌じゃない。
「そんなつもりじゃなかった」っていう感じにならない話し方になります。
自分の頭の中と自分の声とがね、ひとつになるようにするんです。
自分の頭の中の声と喉を使って出す声。
それをひとつに。
いわゆる声は体を使って出すでしょ?
だからこの肉体の条件に左右されますよね。
頭の中の声はね肉体の条件には左右されないんだよね。
その頭の中の声なんですよ。
それと一致するように話すことができれば大丈夫。
言い間違えたりもしないし、大丈夫なんですよ。
ところがそれが難しく感じるとするでしょう。
難しく感じると思うのよね。
難しいっていうのはいつもは自分の内側をあまり見てないはずなんで、話すっていうときに、いきなり自分の中と一致させようとしても、無理なんですよ。
なのでね、この上手く話すっていうのは自分自身とどう向き合ってるか。
それがやっぱりポイントになりますね。
外に出していく言葉は自分の内側の言葉なので、内と外がずれてない人の話は率直で、聞いていてすらすら入って来るんですね。
たとえ世間で真面目と言われているような人でも自分を押し殺したり、自分を何かに従わせてきた人っていうのはそれがうまくいかないんで、一対一のコミュニケーションは最終的にうまく行かなくなります。
自分の思いをまっすぐ発信出来なくなっていくからですね。
それは僕ですね。
かつての僕です。
能力もあるし、頭も切れるし、人のことも考えてるんだけど発信はできないっていうタイプは人間の内側と外側がずれてますね。
またそれが教育の結果でもあったりします。
つらいね。
失礼な言い方になりますけど、特に目立った能力はないっていうような人が発信が上手だったりしますから。
さえぎるものがないから伝わるのね。
それは生きる力を持ってるということなんです。
この世界で大切なことですね。
自分をひとつにする。
思った以上に自分の中は分断されています。
自分の内側を見つめて自分を統合していくことで生きる力は高まります。
そうすると言葉がまっすぐになり、うまく話せると。
今日も書いていてかなりのところまで旅をしてしまいました。