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人間を越え、覚りに到達する人のブログ

この世に生まれてくる意味

何のために生まれてきたのか。

そういうことを考える人は志願してこの世に生まれて来た人です。

そういうことを考えざるを得ない状況に置かれる人も志願してこの世に来ています。

ほとんどの人はそういう疑問を持たないんですね。

だから生きる意味とかについて考えると、まわりから浮き始めて苦しくなります。

あらゆるものに実体はない。

これがこの世界を観る、正しい世界観です。

かたちあるものはひと時も同じかたちでとどまっていることはないからです。

本当の実体あるものはあらゆるものが生まれてくるもとであり今もそのまま存在し続けているものです。

常に変化し続ける不安定なこの世界に実体はないんです。

知覚できる世界は意識の投影にすぎません。

自分が見ようとするもの感じようとするものが生じてくるように感じるんです。

たとえば誰かがスーパーに買い物に行ったとしますよね。

そこにいた人、売っていた物、気になったもの見る人によってそれぞれの印象を持つでしょう。そして最終的に買って帰るものは十人十色になるでしょう。

これは『世界は意識の投影』だと言える一例です。

見たいもの感じたいものを見て感じているんです。

そうやって人間の姿をしている精神は経験する。

この世界に実体はないという視点から見れば、人間関係というものにも実体がないということになります。

ほとんどの悩みがそこから出ずるという人間関係。

それも突き詰めて観ると実体はない。

この世界に実体がないとするとそうなります。

人間関係というようなものは仮にそうなっているという設定のようなものです。

だから本来良い人間関係も悪い人間関係もない。

あるのは投影だけ。

それを実体があるもののように思うから場合によっては問題が生じているように感じる。

この世にある私たちはお互いに隔てられている

そう感じてしまう感覚の中に苦しみはあるんですね。

経験から得られる精神の拡張こそがこの世での本当の意義あること。

これを理解することがこの世に生まれてくる意味です。

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