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人間を越え、覚りに到達する人のブログ

人生のコワイこと

生きているといろんな怖いことあるけど一番コワイことって言ったら、
『目覚めないまま人生終わる』
ってのが最大怖いことなんですね。
人間はこの世界に生まれてくる時に魂の記憶にヴェールがかけられる。
何のために生まれて来たか思い出すことは簡単ではない。
よく「人生は一度きり」と言いますが。
この身体を持った人生は確かに一度きりです。
しかしこの地上を舞台に精神生命は何度も身体を持って、生まれては死に、また生まれて来ています。
そういう観点からすれば一番きりではない。
永遠の別れというものはないわけです。
縁ある魂はどこかでまた会うはず…今までも会ってきたわけだから。
それは人間の生まれがそれぞれなことに現れています。
時代、場所、どんな親のもとに生まれるか…千差万別です。
なんらかのかたちで魂の設定を引き継いで生まれているから人間はそれぞれの状況の中に生まれてくるんですね。
そうしたことに気付くことができたとき、初めて生きるということの本当の意味を問うスタートラインに立ちます。
目覚めないままでいるということはスタートラインに立てずにいるようなもの。
かたちあるものはいつか終わりが来ます。
この世界には『時』の仕組みがあるからです。
何かの拍子に命をなくすかもしれない。
かたちある生命の明日は誰にもわからない。
死ぬ時はいつかくるからそれはもう仕方ない
来るときには来ます。
目覚めないままでそれを迎えるとしたら。
この人生はなんだったのかとか、死んでからそう感じるのが一番コワイ。
だってもう取り返せませんよ?
そういう状態になるのが人生で一番怖いんじゃないかなと。
死んだあとのことも人生に含めて考えると見えてきやすいのではないかと。
死んだ記憶を思い出せない私は思うのです。


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