新幹線大爆破という映画をU-NEXTで見ました。たびたびX(Twitter)で話題になるので、一度見てみようと思いました。
こういう昔の映画を見ると、そのころの生活が分かって面白いです。
男はつらいよ、瘋癲の寅さん見るときも、同じような新鮮さを受けます。
話自体は面白いです。最近の映画よりはご都合主義的な事態が起こります。まるでコナン君が泊まるホテルでいつも殺人が起きているような感覚です(;^_^A。それでも手に汗握るような話の展開はすごいと思いました。高倉健もかっこいいですね。
しかし、やはり時代を感じる場面が好きです。
例えば、車のナンバープレート。地域名の後ろが、現在は3桁ですが、1975年は1桁です。
登場人物が売血で倒れていました。この頃、赤十字の献血センターもありましたが、民間の売血もたくさんありました。1964年閣議決定で血液センターを整備し、1968年に売血はなくなったそうです。
昔は家でこのようなパーマを当てるお姉さま多かったですよね…。親戚の家にもありました。
そのほか、登場人物が革命運動参加者だったり、運転手が以前機関車運転していた人だったり、身代金500万ドルが15億円だったり(1ドル300円)、電車内で輸血が必要な人に「AB型の人集めてください」と言ったり…。当時の生活が分かる映画はその時代が偲ばれて楽しいです。