為替差益は雑所得として確定申告が必要です。年間20万円以下で給与所得が1か所なら確定申告しなくてもいいのですが、なんやかんやと複数の所得がある場合は確定申告しないといけません。
自分も15年前のドルを円に換えたので、申告しないといけなくなりました。
FXや短期の売買で得た利益だと、外貨を得るときに使った金額と、円に換えた時の金額との差で計算すればよいのですが、もう15年も20年も前であったり、ひどい場合は銀行そのものが統廃合で変わっていたりで当時の記録がない場合もあります。
そんなときはどうすればいいのかというと、当時の為替レートを調べるしかありません(;^_^A
今回は七十七銀行の米ドル対円相場(仲値)・ユーロ対円相場(仲値)がとても役に立ちました。
銀行の取り分(スプレッド)がありますので、仲値から外貨を買った時のレートを換算します。この外貨を買う時のレートをTTS(Telegraphic Transfer Selling Rate:仲値に手数料を足したレート)、円に戻すときのレートをTTB(Telegraphic Transfer Buying Rate:仲値から手数料を引いたレート)と言います。これは、銀行・外貨の種類によって異なります。ちなみに自分が3年ほどで日本円に戻した某銀行のオーストラリアドルは1ドルあたりの手数料が2円、アメリカドルの場合は1円でした。
円高時期のドルなので利益は得られましたが、大変なのでもう外貨預金やFXはしないです(;^_^A。株だと特定口座の源泉徴収ありにしておくと計算しなくてよいから、やっぱり株が投資としては一番良いと思います。