大川入山(おおかわいりやま 1908m) 天気:雪/曇り-晴れ
家を出る時には星空だったのだが、長野県に入ると山の上に黒い雲がかかってきた。雨かあられがポツリポツリと降ってきて、根羽の辺りでついに雪になってしまった。あららぎ高原スキー場の駐車場に車を入れると結構な勢いで雪が舞っている。ノーマルタイヤなので頼むから積もらないでね。それにしても寒い。上はジャンパーの上にウィンドブレーカー、下はカッパのズボンまではいて出発する。
↓あららぎ高原スキー場
今日はゲレンデの真ん中を登ってみたが、やっぱり歩きにくい。第二リフトの下から左へゲレンデを横切って大川入山の登山口へ進む。ここから山道になるが、この沢沿いの白樺林の道は以前より付け替えられた様だ。林の木も間伐されて随分とすっきりした。
↓かなりすっきりした感じの白樺林
水源林の標識から斜面をジグザグに登って尾根に乗る。駐車場からここまで丁度1時間だ。この急登では汗が噴き出し、ブレーカーもジャンパーも脱いだが、尾根に乗れば雪が少し積もっており、陽が無くて風がとても冷たい。
↓うっすら雪
尾根道は風が冷たくて頭がキンキンしてくる。「こんちわっ」、あら~もう降りてくる人がいる。あららぎスキー場に他の車はなかったので、治部坂からの周回でしょうか。それは早いですね。後2km標識から少しで恩田大川入山への分岐点に出る。恩田大川入山へはかすかな踏み跡が深い笹の中に見える。大川入山へは左へしっかりした道が続いている。前方には霧氷に覆われた大川入山の山頂と、その手前の風衝木帯をガスが越えていくのが見える。さぶそ~。
↓左が山頂
分岐から一旦下って山頂へ上り返す。薄い雪の下が凍っているところが有るが、ほとんどは土が露出しているので、アイゼンの出番は無さそうだ。次第に白い木が多くなり、やがて霧氷の林が広がってくる。
↓霧氷の林
山頂手前のピークを越えると、風衝木帯の木々が霧氷の斜面になっている。わ~お、これはすごい。
↓むひょ~~!
この辺りからアルプスが見えるはずだが、今日は見られないのが残念だ。そしてすぐに山頂。今日は誰も居ない静かな山頂がありがたい。
↓誰も居ない山頂。
今日はラーメンは止めてカフェオレとパンの昼飯!!。うぅ~、喰い足りねぇ~!!。ラーメンも作って喰っちまおうかと思ったが、なんとか思いとどまる。そのうちに男性2人にあとは(お若い)《美人の》女性という、うらやましいかぎりの6~7名の男女パーティが登って来たので、リーダー格のおじさんにお話を伺ったら職場仲間だそうで、それはさらにうらやましいパーティですね。しかし本当に最近(若い)《美人の》女性ハイカーが多くなってますね。。とても良い事ですね。。
↓今日は展望無し
今日は山頂からの展望はイマイチだ。少しずつ陽が出てきて霧氷がバラバラと音を立てて降ってくる。天気は回復しそうで、治部坂へ下れば横岳手前のピークで少しは展望が望めそうだ。朝、あの時、治部坂から登っておけば正解だったかな、と、チョット後悔したが、いまさら仕方が無い。さぁて帰るか。
↓恵那山
帰りはしだいに晴れて来て、霧氷の先に恵那山が見える。青空も見えてきて凍った白い枝が美しい。帰りの山頂付近でしばしむひょ~の激写タイムになった。
↓青い空に白いむひょ~
気がつけば南アルプスも少し見えてきた。聖から光の辺りでしょう。もう少し山頂で粘ればよかったかなぁとまたまたチョット後悔。登り返して山頂に戻ろうか・・いやいやそれはやめましょうよ。
↓南アルプスも少しだけ見えてきた
下れば晴れるだよなぁ・・・ぶつぶつ言いながらのんびり下った。
TIME
あららぎスキー場(8:30)→尾根に乗る(9:35)→2km標識(10:40)→恩田大川入山分岐(11:00)→(12:00)大川入山(12:40)→恩田大川入山分岐(13:45)→(15:25)あららぎスキー場 110km 2.5h