三ッ瀬明神山(みつせみょうじんやま 1016m) 天気:晴れ
今日は乳岩(ちいわ)から三ッ瀬明神山へ行く。三遠南信道が出来たら自宅から乳岩峡まで1時間も掛からずに来てしまう。竜頭山より近いんじゃなぁ~い。と、思いながら乳岩峡に到着すれば、駐車場手前の路肩にまで車が停まっているじゃん。「なんじゃこりゃー」と驚愕していると直ぐに後ろから車が来る。お~っとっと、空いている路肩に滑り込むと、ここの連中はどうやら車中泊したクライマーさん達の様だ。「おぃおぃこんなとこ停めるんじゃねぇよ!、誰に断ってるんじゃい!、社長を出せ社長を!」。あ~それ、クレイマーですね!!。え~と、、後から来た車は前へ行って停めている様です。自分も前へ進んで林道終点の空いている駐車スペースへ入れるんですが、後から後から次々に車が到着します。準備して出発する頃には満杯になってしまいましたっ。ここってこんなにすんげぇ人気の山でしたっけ!?!?
↓乳岩峡入口の駐車スペース。満杯じゃねぇかごぉら~、、クレーマーかっ?
乳岩峡に入るとすぐ前を歩く旦那さんが見事なすってんころりん。岩の上の水が凍っている場所が有るので注意して歩きましょう。岩畳から歩道に入ると後から来る人に次々と抜かれる。まぁ抜かれるのはいつもの事だけんど、抜いていく人の数がチョッと多すぎるんじゃ無いですかねェ。
↓これがデビルズタワー。ウソです、乳岩(ちいわ)。
橋を渡ると乳岩分岐。この乳岩めぐりは結構おもしろいですね。寄るかどうかは帰りに考えましょう。さて、ここからチョッと登りが続く。休むに休めぬ微妙な位置に有る一服岩を過ぎ、一登りして水平になれば沢を渡ってその先が鬼岩だ。鬼岩には沢山の岩屋さんが取り付いているが、やっぱり若い人が多いですかね。
↓鬼岩の岩屋さん。カラフルっ!!
鬼岩から一登りで鬼岩乗越。ここに中道が合流する。そ~だ、帰りは中道を降りようか、と一瞬思ったが、今日はハイキングコースだと馬鹿にして地図を置いてきてしまった。ピストン確定ですね。ここから少し尾根道を進めば「是より胸突き八丁」の標識が有り、ここからむなつきはっちょうです。はっ、ちょうですか。はっ、そうですか・・・・・・・・・・・。ゆっくり登って30分で胸突八丁の頭。っていっても、ここはコルなんですけど~。左上に頭が見えるんで登ってみたんですが、見えるのは明神山の南峰のピークのみ。このピークでピーク状態になっていた雑用を済まして出発すればすぐ先が六合目・三ッ瀬分岐だっ。分岐から尾根道をたどり、下って登って鎖場を越えて梯子を上れば馬の背のヤセ尾根だ。左には宇連山、右に南アルプスが見えるが、う~ん、今日は雲がかかってアルプスの展望はいまイチですねぇ。
↓馬の背
馬の背を過ぎればすぐに九合目の表示があり、少し登れば展望台が見えて来て山頂に到着する。山頂は凄い人・人・人で溢れている。展望台に登ればいつもの大展望だが、中央アルプスは良く見えているが、南アルプスは雲がかかっていて白根三山から南が見えない。単独のおじさんに「富士山って書いてあるけど見えないですね」と言われる。「書 いてあるんだから見えるんでしょうね」と適当に返事してしまったが、帰ってから過去の写真を見てみたらしっかり富士山の頭が写っていた。本当に適当なやつだなぁ。
↓山頂展望台
↓去年秋の写真の富士山
展望台の下でラーメンを作るかどうか本気で5分悩んだ末に、やっぱりラーメン付きコンビニむすびに今日はカレーパンまで有る超豪華昼ごはんにする。展望台から降りてきた若者の二人パーティが「あの遠くの白い山は白山かなぁ」と話していたので、「白山で間違いないです」とお話しする。さすがにここから白山が見えるのはチョット予想外ですよね。「私も去年気になって調べたんですよ」と、調子こいてどや顔で話してたのが私、かめでしゅ。
↓白山でしょう
昼飯喰い過ぎた。のんびり下りましょう。鎖場の上で登ってくる大勢の若者パーティに遭遇。やっぱり最近は若い登山者が多くなりましたね。わ~ぉ、なんかこのパーティは大学生位いのギャルばかりですよ。。引き返してもう一回登ろうかなぁ(コラコラ)。
↓馬の背岩から雲が晴れた南アルプス(仙丈~聖)
昼喰いすぎてなんか腹の調子もイマイチなので乳岩めぐりは行かずに帰ろう。橋の辺りまで来ると乳岩峡へ来たライダーやカップルも歩いている。駐車場に着いたら朝よりもさらに車が増えて路肩にまではみ出していた。最近は名の通った山はどこへ行っても人だらけですね。さぁて次はどこへ行きましょうか?!
TIME
乳岩峡入り口(7:30)→鬼岩(8:50)→六合目・三ッ瀬分岐(10:00)→(10:45)山頂(11:40)→六合目・三ッ瀬分岐(12:20)→鬼岩(13:05)→(14:05)乳岩峡入り口 40km 1h