遠州のかめの『山へ行かざぁ』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

竜頭山(北遠) 2012-03-11

2012年03月12日 | ・天竜・竜頭山

 竜頭山(りゅうとうざん 1352m) 天気:晴れ

「また、竜頭山かぃ」と言われそうですが、はぁ~い、また、竜頭山です。どっこぃ、今日は、勝坂から登りました。

 勝坂に入って赤い橋の入り口に「神楽の里」の建物が有る。その横から入地山林道が続いているが、直ぐ先でダートになり、普通車お断りの雰囲気がしたので、神楽の里に戻って車を置いていく。

 ↓神楽の里。営業期間に入ったら駐車は無理でしょう。

 神楽の里には駐車場は無いが、営業期間外との張り紙が有ったので、隅っこに小さく停めさせて頂いた。ダートの林道を30分も進めばT字路の分岐にぶつかる。左は直ぐ先でチェーン通行止めになっている。右へ橋を渡ってカーブミラーの先に杣道(そまみち=作業道)が尾根に登っている。地図上の破線路の場所だ。

 ↓登り口。振り返って見たところ。

 

 はっきりした杣道はジグザグに斜面を登って行く。20分ほど登るとT字路にぶつかる。左への道が濃くピンクのテープも有るので少し先まで進んでみたが、巻いて行くばかりで尾根へ向かわないので戻って右の道へ進む。

 ↓三叉路地点。右が正解。

 地図上の破線路は尾根を登っているが、杣道は左の斜面をジグザグに登って行く。道は杉の枝と落ち葉に埋まって次第に判りにくくなってくる。斜面を左に巻く道は、尾根から大きく離れてきたので、再び少し心配になってきた。たまらず、斜面を直登して尾根に乗ってみる。尾根上には境界見出票の杭が続いており、岩に赤ペンキの矢印も見つけた。

 ↓左、尾根に乗ったところの赤矢印  右、境界見出票に沿って登る

 境界見出票を追って尾根筋を直登する。尾根上に道は無く、とんでも無い急登で足元も悪い。悪戦苦闘して15分も登ると木の幹に何か書いてあり、左下から杣道が合流して左上に続き、右の斜面へも細い道が通っている。木の幹には、「H.21.4.30境界巡検」と「入地中腹歩道入り口」と書いて有り、右の斜面の道へ矢印が向かっている。境界見出票は尾根上へ続いているがもう尾根は結構、ここは左上へ向かう杣道を辿る。

 ↓分岐。右の立ち木に記載が有り、右の道は入地中腹遊歩道。どこへ行くのかは不明・・

 杉の葉に覆われた杣道はやはり植林帯の斜面をジグザグに登り、右へ尾根を乗り越すと今度は尾根の右側を巻いて登って行く。やがて、左上から尾根が下りてくると、小さな鞍部で尾根に乗る。ここには中電巡視路の黄色い標識が有る。尾根上が中電の巡視路で、こちらに向いた標識には単に「林道」とだけ書いて有る。

 ↓ここから中電巡視路。

 ここから中電巡視路の良い道を辿る。数分先にもう一度分岐が有り、左へはっきりした巻き道を分ける。こちらの道脇には古い東海パルプの鉄の看板が落ちているがどこへ行くのやら。右上の尾根へ続く良い道の中電巡視路を辿る。ここからさらに10分の登りで、送電鉄塔の下に出る。やっと展望が開けて、進む先には竜頭山の山頂のパラボラアンテナとスーパー林道が見える。

 ↓送電鉄塔

 鉄塔から切り開きの端の道を進むと直ぐに植林帯に入る。少し先で、目の前に斜面が立ちふさがる場所で、境界見出票は斜面に続いているが、右へ杣道が斜面を巻いて続いている。もう境界見出票はごめんなので右へ杣道を進むと、やはり道はジグザグに斜面を登り返して尾根に乗り反す。その先で最後の登りをこなせば、行く先の斜面にごみが散乱しており、すぐ上がスーパー林道だとわかる。巡視路の表示に従って左上へ進めば、舗装されたスーパー林道に出た。林道を右へ進めば直ぐにほうずき平の避難小屋だ。

 ↓スーパー林道に出た所。すぐ先が避難小屋。

 

 ここまで結構時間がかかったので、今日はほうずき平で昼食にする。いつもどおりラーメンおにぎりの後、楽をして遊歩道を山頂に向かう。山頂の下でステンレスの標識を見つけた。置いてあるだけだが、向きがおかしい。左が竜頭山山頂は合っているが、右があきは・ラクダ山は間違っている。持って行って正しい場所に置いていく事にする。

 ↓山頂東屋

 今日は良い天気だが、富士山は見えない。深南部は昨日は嵐だった様で真っ白になっており、前黒法師山辺りも雪が積もった様だ。東屋で浜松の単独の方とお話をした。5月に黒法師岳を狙っているとの事だったので、ぜひ丸盆岳も狙ってくださいと申し上げた。

 山頂を往復した後、杣小屋コースとスーパー林道への下り口の分岐に例の標識を置いて、スーパー林道に下ったら勝坂コースの降口へ戻る。帰りは杣道を使って境界見出票の尾根はパスしようと思う(これが正解でした)。

 ↓スーパー林道から見た勝坂コース途中の送電鉄塔。

 去年、竜頭山で会った九つさんとのお話で、無責任に「勝坂コースは道が無い」と言ってしまったんで、、、確認しに来ました。そんで、結論は、、道は有りました。でもこのコースは標識も無いし地図上の破線路も有りません。藪は有りませんが、行かれる方は地図とコンパスと少しの冒険心は、必携ですね。

 TIME   カシミール (ルート図はGPSの軌跡では有りません)

神楽の里(7:10)→登山口(7:50)→(10:50)ほうづき平(11:30)→(11:50)竜頭山(12:15)→スーパー林道(12:40)→林道降り口(13:05)→登山口(14:40)→(15:15)神楽の里


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