遠州のかめの『山へ行かざぁ』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

鞍掛山(三河) 2012-03-25

2012年03月30日 | ・奥三河

鞍掛山(くらかけやま 883m) 天気:曇り/雪/みぞれ/鼻水

 朝起きたら今日はすごい良い天気だ。ところが、三河に入ったら怪しい雲いきに変わり、設楽からは雪景色じゃん。昨日お天気お姉さんが今日は晴れだと言っていた、、様な気がする。でもお姉さん美人だから許す・・

 ↓登山口と駐車スペース

 和市の駐車スペースに車を停めて歩き始める。登山口の梅はちらほらと咲いているが、今日は花も凍ってしまいそうだ。登山路はうっすらと白く雪に覆われている。ジグザグの道を30分も登れば堤石峠に着いた。峠は風が吹き抜けて寒い。

  ↓堤石峠

 

 峠を右へ、雪が積もった滑りやすい急階段を一旦下る。そこから岩古谷山の絶壁が目前に見える。鞍部から絶壁の右を岩場にかけた梯子や足場を掘った岩の道を登る。踏み後の無い真っ白な岩場の階段は今日一番の難所だ。

  ↓手すりを頼りに

 岩場を登って行けば、後方に平山明神山と大鈴山が見えてくる。空は灰色。まだらに白い平山明神山にガスが昇っていく。

 ↓大鈴山と右が平山明神山

 岩場からは三瀬明神山が雲の合間に見える。峠から30分で岩古谷山の山頂だ。山頂に着いたら明神山は雲に覆われてしまった。体が冷えると寒いので5分で出発する。

  ↓岩古谷山

 

 ↓山頂先から東側の展望

 岩古谷山から3分も進めば、分岐の先に展望の良い岩のピークが有る。ここにも岩古谷山の標識が有る。

 ↓また、岩古谷山

 このピークに登れば、行く先の鞍掛山までの縦走路が見渡せる。雲の流れが速く、とっても寒そう。少し先に開けた尾根が見えるが、まずはあそこが目標地点になるかな。

  ↓今日の行く先、右端が鞍掛山。

 分岐に戻って、雪でうっすらと白い急な鉄の階段を下りる。岩の尾根、斜面の巻き道、植林帯の登り、木の階段、ベンチの有る三角点・・なかなか気の多い道続きます。最後に少し登れば送電鉄塔の下に出る。さっき見えていた目標地点の開けた尾根の地点だ。

 ↓地吹雪かっ、、さぶっっ・・

 風が強くて寒いのでとっとと通りすぎる。15分も進んだ鞍部に荒尾集落への分岐の標識が有る。この先も岩の尾根、植林帯の巻き道、木のはしご、東海自然歩道のベンチ・・・、風は強く気温は低い。灰色の空から時々雪が舞ってくる。

 ↓左、岩の尾根道  右、ここは東海自然歩道

 小さな登り下りが続く道は結構きつい。11時直前に御殿岩の標識に到着。少し登れば絶壁の向こうに展望が望める。

 ↓御殿岩からの展望、冒頭の写真は御殿岩からの鞍掛山

 御殿岩まで来れば鞍掛山が目の前に見える。下って大岩を巻けばトイレの有るかしやげ峠に下りつく。右へ塩津への分岐を確認したら、鞍掛山へ向かう。

 ↓かしやげ峠。

 

 峠からは再び踏み後の無い雪道になるが、30分も上れば鞍掛山の東屋の横に登りつく。山頂は10歩先だ。

 ↓鞍掛山

 

 東屋でお湯を沸かしてラーメンを作るが、食べているうちに手がかじかんでくる。飯を喰ったらすぐに撤収しよう。15分でかしやげ峠に戻って、トイレの横から塩津温泉への道を下る。結構な急斜面の道をどんどん下って植林帯に入れば、峠から30分位いで塩津の登山口に降りてしまった。

 ↓塩津登山口。手前にトイレと駐車スペースが有る。

 集落の中を進んで諏訪神社の前のT字路は右へ進む。ここは地図を見ると左へ行きたくなるところだが右が正解。もちろん私は間違えて左へ進みました。20分ほど進んでから気がついて戻りました。良く見ればT字路の道脇に小さな標識が有り「和市へは右へ進め」と書いて有りました。ん~残念!。

 ↓神社の前の分岐を右へ

 

 後はずっと舗装道路を歩いて和市に戻る。塩津の登山口から正味1時間15分頃でしょうか。駐車場に戻ってきたら再び雲行きが怪しくなり、雪が降って来た、おっとこれはみぞれか。今日は真冬よりも寒い1日で大変でした。さ~て、美人のお天気姉さんてのはどこの局だってぇ質問はご法度でっせ。

 

 TIME   カシミ~ル ←地図上の荒尾分岐は位置が違いますね、ご注意

和市(8:05)→堤石峠→岩古谷山(9:10)→送電鉄塔(10:05)→御殿岩(11:05)→びわくぼ峠(11:35)→(12:00)鞍掛山(12:35)→びわくぼ峠(12:50)→塩津温泉(13:35)→道間違い1回→(15:30)和市


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