山伏(やんぶし) 2014m 天気晴れ
山伏は白根山脈南陵の末端で、安倍川の源流を形成する山塊の最高峰として君臨する。山頂からの富士山・南アルプスは絶景。静岡市街から近く、南国静岡にあっても冬季には容易に冠雪する、静岡の岳人の古くからのフィールドです。よって、遠州のかめは始めての訪問となります。遠州と駿府は結構遠いんですよ。戦国時代は敵だった時も有るしぃ・・関係無いか・・
寝坊して出発が遅れた。牛首峠から登るつもりだったが、猪の段からに変更。道を間違えたり、なんだかんだで登山口出発が9:45になってしまった。しかし、今日の登りはたった1時間半。天気も良いし、山頂での景色を楽しみに、気楽に歩きましょう。
猪の段登山口からものの5分で尾根に乗る。笹原から一旦下って樹林に入り少し登ると又すぐに笹原に出て百畳峠からの道を合わせる。付近は一面の笹原とダケカンバの気持ちの良い高原。西に見えるのは大無間だろう。笹の間にリンドウの花が覗くが数は少ない。ここから笹の刈り払いは完璧で場所によっては道幅3mで馬車でも通れそう。登るに連れ、西に顕著な双耳峰が現れる。池口岳だろうか。少し上に左に山伏小屋への分岐が有る。帰りに寄ってみた。小屋は無人だが割りと大きい。中を覗いてみようと思ったが、戸が重たいのでやめた。道はガレの渕にかかるが、最後の急登もわずかな間だけ。樹林に入ると新田からの道を合わせ、あっという間に山頂に到着。
山頂付近は笹原に枯れ木が点在する富士山の絶好の展望台。思いの外近くに駿河湾が望め、安倍川の河口がすぐ近くに見える。山頂直下に一本だけ紅葉したカエデが有る。さ~て、山頂に登れば南アルプスの大展望。下の写真の左には光から茶臼、上河内岳、右には布引山、笊ヶ岳。その手前には白根南陵の末端が山伏に続く。少し風が強いが、すばらしい天気の大展望で大満足です、が、、しかし山頂は人が多くてうるさい。ラジオも掛かっている。今10名位いだが、まだまだ続々と団体さんが登ってくる。単独者や夫婦者は隅で小さくなって休んでいた。30年前の記憶が蘇るが、それは別の Blog へ書こうっと。飯を喰ったら、名残惜しいが退散する事に。山頂には木道の散策コースが有るのでそちらを回る。
帰りは牛首峠まで足を伸ばす。猪の段登山口の分岐を分けると少しばかりの登りが有り、ガレの上を水平に巻いた後、そのガレの渕を急激に下る様になる。登山路も殆ど崖を下る様なもので、足下も岩屑で滑る場所も有る。滑ったらケガは必須で、運悪くガレ場へ滑ったらケガでは済まなそう。危険というほどではないが、気軽なコースだけに要注意。登っても下りたくない道!。牛首峠から林道を猪の段の駐車場に戻った。
山伏。良い山だが人が多すぎる。ちなみに、地元では山伏(やんぶし)、行政的には山伏岳(やんぶしだけ)。山頂には山伏と山伏岳の標識が入り乱れている。有名な、山伏武倒派により山伏岳から山伏にお書き換えられた白い山頂標識は、再び山伏岳に書き換えられていた。
定番:山頂付近からの富士山!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/dd/dadb2855044dc52b75cda8c4fc0fadde.jpg)
聖・赤石・荒川、遠くに塩見。さらに、左には茶臼・上河内、右には笊ヶ岳が見えていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/27/06e10e60282d5fea207c6d2753f75837.jpg)
笹原の中の登山路。刈り払いは完璧。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/8b/ae6e9cbba0b0457d7b6deda96f93059d.jpg)
猪の段登山口付近
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9f/babcf628f393f76f5d4738b18c9b14e5.jpg)
TIME
猪の段登山口→(1h20m)→山頂→(1h)→猪の段登山口分岐→(1h)→牛首峠→(林道15m)→猪の段登山口 行き東名焼津回り150km3h、帰り川根・春野経由150km4.5h
東名焼津インターを下りて北へ進み、国一バイパスに乗ろうと思ったら登り線はバイパスに乗れない。手前の交差点を右折して国一に入るのが正解の様だ。バイパスでは左車線をゆっくり走っていたら安倍川手前で自動的に降ろされてしまった。右車線の富士方面が正解の様だ。安倍川を渡ったら井川・梅ヶ島方面の看板に従って北上する。安倍川左岸を進み油山(ゆやま)を過ぎると井川方面の看板に従って左折する。後は井川方面を頼りに林道を進む。この道は路線バスが通っているので対向車に注意。富士見峠にトイレ有り。峠のすぐ先で右の測道へ入る。すれ違いの出来ない幅だが舗装してあり、5分ほどで大日峠に出る。ここからスキー場・県民の森方向の林道へ入る。穴・段差・落石有りだがずっと舗装道路が続く。スキー場入り口を右に見て、キャンプ場を過ぎ、牛首峠の登山口に着く。駐車可能2台の場所にはすでに2台駐車済み。すぐ先の路肩にも数台の駐車可能スペースが有る。そこから5分で猪の段登山口。反対側の路肩に十台程度の駐車が可能。1分先の路肩には数十台の駐車スペースが有る。
リンドウ ???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/79/7f66228b40fbf3c6e6f6a0fa44eb723d.jpg)
山頂、1本だけの紅葉
山伏は白根山脈南陵の末端で、安倍川の源流を形成する山塊の最高峰として君臨する。山頂からの富士山・南アルプスは絶景。静岡市街から近く、南国静岡にあっても冬季には容易に冠雪する、静岡の岳人の古くからのフィールドです。よって、遠州のかめは始めての訪問となります。遠州と駿府は結構遠いんですよ。戦国時代は敵だった時も有るしぃ・・関係無いか・・
寝坊して出発が遅れた。牛首峠から登るつもりだったが、猪の段からに変更。道を間違えたり、なんだかんだで登山口出発が9:45になってしまった。しかし、今日の登りはたった1時間半。天気も良いし、山頂での景色を楽しみに、気楽に歩きましょう。
猪の段登山口からものの5分で尾根に乗る。笹原から一旦下って樹林に入り少し登ると又すぐに笹原に出て百畳峠からの道を合わせる。付近は一面の笹原とダケカンバの気持ちの良い高原。西に見えるのは大無間だろう。笹の間にリンドウの花が覗くが数は少ない。ここから笹の刈り払いは完璧で場所によっては道幅3mで馬車でも通れそう。登るに連れ、西に顕著な双耳峰が現れる。池口岳だろうか。少し上に左に山伏小屋への分岐が有る。帰りに寄ってみた。小屋は無人だが割りと大きい。中を覗いてみようと思ったが、戸が重たいのでやめた。道はガレの渕にかかるが、最後の急登もわずかな間だけ。樹林に入ると新田からの道を合わせ、あっという間に山頂に到着。
山頂付近は笹原に枯れ木が点在する富士山の絶好の展望台。思いの外近くに駿河湾が望め、安倍川の河口がすぐ近くに見える。山頂直下に一本だけ紅葉したカエデが有る。さ~て、山頂に登れば南アルプスの大展望。下の写真の左には光から茶臼、上河内岳、右には布引山、笊ヶ岳。その手前には白根南陵の末端が山伏に続く。少し風が強いが、すばらしい天気の大展望で大満足です、が、、しかし山頂は人が多くてうるさい。ラジオも掛かっている。今10名位いだが、まだまだ続々と団体さんが登ってくる。単独者や夫婦者は隅で小さくなって休んでいた。30年前の記憶が蘇るが、それは別の Blog へ書こうっと。飯を喰ったら、名残惜しいが退散する事に。山頂には木道の散策コースが有るのでそちらを回る。
帰りは牛首峠まで足を伸ばす。猪の段登山口の分岐を分けると少しばかりの登りが有り、ガレの上を水平に巻いた後、そのガレの渕を急激に下る様になる。登山路も殆ど崖を下る様なもので、足下も岩屑で滑る場所も有る。滑ったらケガは必須で、運悪くガレ場へ滑ったらケガでは済まなそう。危険というほどではないが、気軽なコースだけに要注意。登っても下りたくない道!。牛首峠から林道を猪の段の駐車場に戻った。
山伏。良い山だが人が多すぎる。ちなみに、地元では山伏(やんぶし)、行政的には山伏岳(やんぶしだけ)。山頂には山伏と山伏岳の標識が入り乱れている。有名な、山伏武倒派により山伏岳から山伏にお書き換えられた白い山頂標識は、再び山伏岳に書き換えられていた。
定番:山頂付近からの富士山!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/dd/dadb2855044dc52b75cda8c4fc0fadde.jpg)
聖・赤石・荒川、遠くに塩見。さらに、左には茶臼・上河内、右には笊ヶ岳が見えていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/27/06e10e60282d5fea207c6d2753f75837.jpg)
笹原の中の登山路。刈り払いは完璧。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/8b/ae6e9cbba0b0457d7b6deda96f93059d.jpg)
猪の段登山口付近
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TIME
猪の段登山口→(1h20m)→山頂→(1h)→猪の段登山口分岐→(1h)→牛首峠→(林道15m)→猪の段登山口 行き東名焼津回り150km3h、帰り川根・春野経由150km4.5h
東名焼津インターを下りて北へ進み、国一バイパスに乗ろうと思ったら登り線はバイパスに乗れない。手前の交差点を右折して国一に入るのが正解の様だ。バイパスでは左車線をゆっくり走っていたら安倍川手前で自動的に降ろされてしまった。右車線の富士方面が正解の様だ。安倍川を渡ったら井川・梅ヶ島方面の看板に従って北上する。安倍川左岸を進み油山(ゆやま)を過ぎると井川方面の看板に従って左折する。後は井川方面を頼りに林道を進む。この道は路線バスが通っているので対向車に注意。富士見峠にトイレ有り。峠のすぐ先で右の測道へ入る。すれ違いの出来ない幅だが舗装してあり、5分ほどで大日峠に出る。ここからスキー場・県民の森方向の林道へ入る。穴・段差・落石有りだがずっと舗装道路が続く。スキー場入り口を右に見て、キャンプ場を過ぎ、牛首峠の登山口に着く。駐車可能2台の場所にはすでに2台駐車済み。すぐ先の路肩にも数台の駐車可能スペースが有る。そこから5分で猪の段登山口。反対側の路肩に十台程度の駐車が可能。1分先の路肩には数十台の駐車スペースが有る。
リンドウ ???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/10/3e5c9d571361878788ff9d412a41c488.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/79/7f66228b40fbf3c6e6f6a0fa44eb723d.jpg)
山頂、1本だけの紅葉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/50/8db654b5dece9e3f6704880fc3cc6ee7.jpg)