八子ヶ峰(やしがみね 1869m)天気:晴れ
ひさびさに早起きして5時半に自宅を出発。R151を北上し飯田山本から中央高速を使うが、駒ヶ根で降りたら高遠から杖突峠を越える。茅野のイオンで食料を補給してビーナスラインに入ったら、おっと事故で渋滞している。迂回路に回されたが直ぐに抜けられた。しかし下って来る車は随分と長い列になっている。「こりゃぁ帰りが大変だなぁ」とつぶやいたが、帰りは数日後の予定だった。・・っ・・・。11時過ぎにすずらん峠の駐車場に到着。走行距離は270km。ここはキレイなバイオトイレが有り、駐車スペースも20~30台と広い。
↓すずらん峠の駐車スペース。
今日はまず八子ヶ峰へ向かう。駐車場の道の反対側にも少しの駐車スペースが有り、そこが八子ヶ峰の登山口だ。準備をしたら12時前に出発。登山口に入って直ぐに山道が分岐するが、どちらへ行っても上部で一緒になる。登山道は最初だけチョッと急だが、少し登って樹林を抜ければ、後ろに蓼科山や北横岳が見えてくる。
↓蓼科山と北横岳 => 大きな画像
足元にはハクサンフウロ・ヤマホタルブクロやウツボグサ、お~~これはノハナショウブですか?。
↓ヤマホタルブクロ、ハクサンイチゲ
真昼の太陽にあぶられて暑い登りだが長くはない。あっという間に三角屋根のヒュッテ・アルビレオの前に出る。
↓ヒュッテ・アルビレオ。大きな山小屋っすね。
ヒュッテの前からはなだらかな高原の道。直ぐ先の小さな高みが八子ヶ峰のピークのようだ。
↓八子ヶ峰山頂。東峰山頂1869mと書いてある。
広い草っぱらのなだらかな高原。西の続きに次のピークが見える。行って見よう。少し下って一旦樹林帯に入る。鞍部で樹林を出て草原の道になり、ノハナショウブやタカネナデシコを見ながら、のんびりとチョッとだけ登り返せば岩と土の小さなピークが有る。
↓ノハナショウブ、ウツボグサ
↓西峰??
ここが西峰だろうか、チョッとわからない。ここから西へも水平な草原の尾根が続いている。リフトの終点とその先に小さなピークが見え、尾根はそこから下っていくようだ。あの、リフトの終点まで行ってみよう。
↓尾根の向こうに車山のドームが良く見える。
ここからほぼ水平な笹の尾根道を歩く。陽射しは強いが風は心地よい。おー、これはウスユキソウですね、こっちはチダケサシかなぁ。ぷらぷら歩いてもまたたく間にリフトの終点に付く。すぐ先に小さなピークが有る。今日はあそこまでにしましょう。
↓タカネナデシコ、ウスユキソウ
↓すぐ先の小さなピーク。こっちが西峰か??
最後のピークはすぐに到着。ここはこじんまりした居心地の良い小さなピークだ。振り返れば、なだらかな八子ヶ峰の尾根の向こうに立派な蓼科山と八ヶ岳の峰々が並んでいる。んん~~、予想以上に良い山で気に入っちゃいました、八子ヶ峰。
↓良いなぁ。 => 大きな画像
まったり休憩したら、さぁ帰るか。今日は良い山歩きでした、本当に。やっぱ、がつがつ登るだけが充実した山登りじゃないっすよね。(をっ、良い事を言うじゃないっ・・・)
↓キバナノレンリンソウ?、チダケサシ?
登山口に戻ってきた。向こうに見えるのがすずらん峠の駐車スペース。
今日はここで車中泊する。竜源橋のすぐ下、車で3~4分下れば「女の神氷水」という水場が有るのが便利だ。トイレはチョッと独特なバイオトイレだが臭いもなく超キレイでgood。駐車場の直ぐ横がビーナスラインなので、車やバイクの音が気になるかと思ったが、夜は土砂降りの大雨が降ったので車は通らなかったようだ。が、雨の音が、とっってもうるさかった。結局本日の車中泊は私のみ。ぐっすり寝て明日は蓼科山の予定。久しぶりの本格的な山歩きだ。私の体力は、明日は大丈夫かしら。
TIME
すずらん峠登山口(11:50)-ヒュッテアルビレオ(12:15)-(12:55)西峰?(13:15)-(14:15)すずらん峠登山口