竜頭山(りゅうとうざん) 1352m 天気:晴れ
今日は名古尾から登りました。それがですねぇ、結構大変でした。登り口がわからず名古尾の集落をうろうろ。なんとか杣道を見つけ、地図を頼りに天神山へ直登したんですが、途中から道が無くて四苦八苦。時間超過でやっとこさ竜頭山に登ったらすんごい良い天気で富士山ばっちりでした。帰りはラクダ山経由で奥の院へ降りたんですが、奥の院のすぐ下で林道に出てしまったら、名古尾ではなく大萩の集落へ降りてしまいました。良かったのか悪かったのか、なんか良く判らない一日でした。
↓名古尾橋。この先の路肩に駐車。
大輪の橋を渡ったら右折して名古尾へ林道を上がる。登り口をきょろきょろと捜しながら進むが、名古尾の集落を過ぎて名古尾橋を渡った先の路肩に車を停めた。そこから、100m戻って「秋葉古道」の標識で山側の道に入る。狭いがコンクリート舗装された道は名古尾集落を抜けると山道に変わる。時々現れる山側への道を偵察しながら先へ進むが、天神山へ続く道は見つからなかった。岩井戸まで行ってしまいそうだったので、あきらめて今日は帰ろうかと戻る。もう少しで林道に出るというところで、山側へ登る道へ入ってみたら、割りとしっかりした杣道(そまみち)が続いていたので、少し辿ってみた。植林帯の道を登れば先の分岐で天神山の標識を見つけた。
↓手製の標識
標識に沿って左へ曲がる。植林帯の杣道を30分程登って尾根に出た。道は尾根に沿って進むが、最初はしっかりしていた道もしだいに怪しくなってくる。少し危ない落ち葉に埋もれたザレた斜面を通過し、再び尾根に戻ると道が消えてしまった。
↓道とお金は消えるもの
地図で方向を確認し、正面の急斜面を手足フル動員でよじ登る。とにかく登れば天神山に着くはず。急斜面で滑り易いが藪は無い。立ち木を頼りに這い上がれば天神山に登りついた。天神山に出れば割とはっきりした道が尾根に沿って通っている。標識には、自分が今登って来た方向へは「名古尾ベテラン向き・迷」と書いてある。そうだったのネ~。ここを下るのはいやだな。帰りは尾根道を辿ろうか。
↓天神山
12時を過ぎたら天神山で引き返そうと思って登ってきたが、丁度12時だし、良い天気だし、竜頭山まで行ってみましょう。一旦スーパー林道に下りたらすぐ先からがきつい登り返し。ひぃこら言って45分でやっとこさ竜頭山の休憩舎に着いた。やったね、今日は富士山がくっきり見えるよ。
↓富士山
↓竜頭山山頂
山頂を往復したら、東屋で今日は握り飯をだけ喰って、早めに下りましょう。天神山から尾根伝いにらくだ山へ行ってみます。こちらの方が道が良さそうだが、どうなることやら、チョット不安。尾根道を下ると鳥居の様な門がたっており「ほっとけの森」と書いてある。そこから少し登ればらくだ山だ。
↓らくだ山
らくだ山にも手製の標識が有る。ここまで道は明瞭。らくだ山から尾根道を少し下ると八尺坊・文の箱という小さな祠が有る。ここは以前の秋葉山奥の院の跡の様です。ここから急斜面を下り、道は右の枝尾根へ移る。道脇の木には「秋葉古道」の木の標識がかかっている。道は尾根を外れ、ザレた斜面をジグザグに下っていく。道が薄くなるが、所々に電柱が立っている。最後、杉の植林帯に入ると、左下に奥の院が見える。枝葉の積もった道を下り、沢を渡って奥の院に出た。
↓奥の院
ここには、石垣が何段にも組まれた上に大きな社があり、奥には滝が掛かっている。さすがに、ずいぶんと立派な神社だ。
さぁて後は名古尾沢に沿ってのんびり下るが、直ぐに左上の林道に出てしまった。ここには奥の院入口の標識が立っている。
↓左から上がってきた。
舗装の林道を下るとすぐにダートになる。名古尾沢はどんどん下になり、チョット不安になって地図を見れば、この道は大萩へ続く破線路だな。仕方がない、歩くしかないだろう。大萩の集落に出たら舗装路を戻り、上の写真の分岐から40分で駐車場所に着いた。車にリュックを置いて少し登り口を探索してみた。名古尾橋手前の坂道を登ってみたが、民家に入ってしまい、犬にほえられて退散。結局、朝辿った道が正解に近いのかなぁという、生半可な結論に至って帰宅、痛飲しました。
冒頭の写真は左から竜頭山、天神山、ラクダ山。
TIME 自信が無いのでカシミールはやめときます
名古尾(8:10)→天神山標識分岐(10:00)→天神山(12:00)→(12:45)竜頭山(13:20)→天神山(14:00)→ラクダ山(14:20)→(15:15)奥の院(15:30)→林道(15:47)→(16:30)名古尾
※名古尾から天神山標識分岐は彷徨時間込みです。実際には20分位いかな、と。
☆このコースは途中から道がありません。