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王岳(おうだけ) 1624m 天気:曇り
天気予報は晴れ。朝起きると良い天気だったが、精進湖に着くと富士山に小さい笠雲が掛かっている。空が白く、富士山もはっきり見えない。雨にならなければ良いが。
精進湖畔の県営無料駐車場に車を停めて湖畔を10分歩き、かどやを曲がると登山口になる。
↓登山口。左の看板の拡大。
集落を奥まで進むと山道になる。砂防堰堤を越え、スミレやイカリソウ、チゴユリが咲いている道を女坂峠へ登る。登山口から1時間ほどで女坂峠。王岳方向へ少し上ると休憩に良い広場が有る。一服したら峠から10分で見晴らしの良い岩峰に着く。精進湖を挟んでパノラマ台が指呼の間。こちらで一服の方が良かったかも。しかし、富士山はすでに雲に隠れて見えない。
↓女坂峠上の岩峰から精進湖。まだ晴れ間が有って暑い。
岩峰から一度下って登り返せば五湖山。五湖山までの道には花が多い。スミレ、フデリンドウ、ミツバツチグリ、イカリソウは道ばたにたくさん咲いている。急登の途中で視界が開けるが、今日は南アルプス方面も真っ白で全く見えない。
↓五湖山。展望は無い。
五湖山からは小さな登り下りを繰り返し、遠くに見える王岳を目指す。尾根道にはスミレ、シロバナエンレイソウやシロカネソウ、ワチガイソウなどの花が見られる。この山域はスミレが特に多い様だ。色や大きさが違うスミレが何種類か見られるが、スミレの品種は良くわからない。おっと、道の真ん中に銀竜草が頭を出している。これはつぼみと言って良いのだろうか?。フジイバラは小さな木ばかりで、時々腕やズボンを引っ掻かいてくる。
↓だんだん近くなる王岳。だんだん陽が無くなる。
王岳が目の前になると最後の急登りとなる。滑りやすい黒い土に岩が混じった急斜面を登りきると王岳山頂に着く。
↓王岳山頂。2人組と4人組の2パーティが休憩していた。
山頂はあまり広く無い。富士山の方向が刈り払われているが、今日は雲ばかりで何も見えない。昼を食べ終えると、パラパラ降り出したが、たいした事はなさそうだ。山頂の直下から根場へ直接下る道が分岐している。道は悪く無さそうだが、予定通り鍵掛峠へ向かう事にする。
↓王岳からの縦走路。
王岳から鍵掛峠へ向かう。感じの良い尾根道は、やはり小さく登り降りしながら徐々に高度を下げる。途中には何カ所かで山桜が咲いていた。鞍部から少し登り返すと鍵掛峠の標識が有る。さらにその直ぐ上にもうひとつ鍵掛峠の標識が有り、根場への下降路はここから分岐している。
↓鍵掛峠の分岐。
根場へは良い道が下りている。途中、ブナ原生林の標識があり、周囲は素晴らしいブナの新緑で、体まで緑に染まりそうである。
↓素晴らしいブナの新緑を下る。
鍵掛峠から1時間で林道に下りる。林道をしばらく行くと藁葺き家屋の建つ観光施設に突き当たる。まっすぐは「有料施設の為進入禁止」になっているので右へ曲がって家屋の脇を通り抜けるとT字路に突き当たる。左はまた進入禁止で右は同じ様なバリケード。おぃおぃどうすりゃ良いのよ??。仕方がないので右のバリケードをすり抜けて振り返るとそのバリケードにも進入禁止の看板が付いている。こりゃこっちから登ると判りにくいですね。そのまま舗装路を行き、テーマパークの有料駐車場へ行く道を左を分けると、根場民宿村の看板が有る分岐に出る。ここからは2車線の舗装路歩きです。さぁて、がんばって精進湖へ戻らねば。
↓林道に降り立つ。 根場民宿村の分岐(振り返って見たところ)。↓左から来た。
今日は芝桜祭りなる催しが有って、国道はメチャ込みで大渋滞している。バスはあきらめですね。ふぅ、精進湖はまだまだ先だな。
TIME
精進湖無料駐車場(8:30)→女坂峠(9:40)→五湖山(10:25)→(12:20)王岳(13:00)→鍵掛峠(14:00)→林道(15:00)→(17:00)精進湖 170km 2.5h
カシミール(赤線はGPSの軌跡では有りません)
↓チゴユリ ↓イカリソウ
↓ミツバツチグリ ↓フデリンドウ
↓シロカネソウ ↓シロバナエンレイソウ
↓フジイバラ ↓ワチガイソウ?
↓ギンリョウソウ ↓ヤマウツボ
↓?スミレ ↓?スミレ
↓アセビ ↓ブナの新緑