遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

十二ヶ岳・鬼ヶ岳(御坂) 2008-06-07

2008年06月11日 | ・御坂・竜ヶ岳


  十二ヶ岳(じゅうにがたけ)、鬼ヶ岳(おにがたけ) 天気:曇り

 今日は晴れの天気予報。るんるん気分で富士ICを下りたら・・どん曇りで富士山も見えず・・。どうも御坂には嫌われているらしい。今日はふられなければ良しとしよう。え~と、雨にですけど・・。

 今日は十二ヶ岳から鍵掛峠(かぎかけとうげ)の予定。登山口は文化洞(ぶんかどう)トンネル↓。トンネルの向こうが西湖で、こちら側が河口湖。道路の向かいには毛無山(けなしやま)登山口のバス停があり、バスは1時間に1本。根場(ねんば)に下りたら、帰りは15時代のバスにはのれないかなぁ、まぁ5km強なので歩いても良いかな。
 この広場に駐車し、左の登山口から歩き始める。


 トンネルの上に出て毛無山に向かう。フタリシズカ、アマドコロ、ギンラン、イカリソウとか何かの花、おっと道の真ん中にアヤメが咲いている。山頂直下は展望が開け、姫空木や谷空木でしょうか赤い花がたくさん咲いている。黄色いのはキンポウゲかミツバツチグリ。ここまで花だらけの道、で、時間がかかって、やっと
 毛無山山頂↓。


 一服後、十二ヶ岳に向かう。すぐに一ヶ岳があり、ユキザサやマイズルソウを道端に見ながら、小さく登ったり下ったり二ヶ岳、三ヶ岳と進む。五ヶ岳の先でギンリョウソウ発見。七ヶ岳は大岩がピークらしい。九ヶ岳は見下ろした鞍部に標識が有る。次の岩上で節刀ヶ岳(せっとうがたけ)が望めるが、なんとここで道を間違えてしまった。すぐに本線に合流するが、しっかりと道になっているところを見ると、間違える人が多いんでしょうね。十一ヶ岳の先でロープに捉まっての急下降となり名物の吊り橋を渡る。渡った先は急登りとなるが、岩場のイワカガミにはげまされて上りきると、西湖に下る道を左に分け、十二ヶ岳山頂に付く。
 ↓十二ヶ岳を望む。


 十二ヶ岳手前の吊り橋。オールメタルで恐怖度は低い。   狭い十二ヶ岳山頂。
 

 十二ヶ岳山頂の直ぐ先を左に入ると大展望の休憩適地が有る。そこから西湖の眺めがさいこ~・・・・汗;


 休憩後、金山(かなやま)に向かう。縦走路は落葉松の林になり、大渕谷へ直接下る道を分岐するが標識は無い(木の幹にテープ)。そこから一登りで金山山頂。

 尾根道には、イワカガミの群落↓。


 金山山頂で昼飯にする。時刻は予想外の12時過ぎ。ここまでは時間がかかりすぎたけど、節刀ヶ岳には行ってみたいので、休憩を早めに切り上げて出発。

 金山山頂↓。


 縦走路は緩く下った後、緩く登り、ものの10分で節刀ヶ岳への分岐を左を分ける。分岐には節刀ヶ岳の標識は無い。分岐から50歩で節刀ヶ岳山頂。
    落葉松林の縦走路。             節刀ヶ岳への分岐。


 節刀ヶ岳山頂。山頂は狭いが、近くに展望の良い場所が有る。良いピークです。来て良かった。


 左、金山。右、鬼ヶ岳は雲の中。


 金山へ戻る道ではシロバナエンレイソウやクルマバツクバネソウが咲いている。私のコンデジは、暗い場所では全くピントが合わない。四苦八苦していたら余計な時間がかかってしまった。行きより時間がかかって金山通過。鬼ヶ岳へ向かう。かなりガスって来たが割とあっさり鬼岩に到着。すぐ先が鬼ヶ岳山頂。ガスが濃く、風も強くて寒い。

 鬼ヶ岳山頂。


 ガスの向こうに同じ位いの高さのピークが見え隠れしている。あれは雪頭ヶ岳(せっとうがたけ)では無いなとは思いつつ、ついでだからと思って行ってみるがそこはただのガレたピークだった。そこからはアルミのハシゴを下って急坂を小さく上下すれば10分程度で雪頭ヶ岳の山頂に出た。

 今日最期の山頂は、雪頭ヶ岳↓。切り開かれた高原の山頂。一瞬富士山が顔を出す。


 山頂近くのつつじ。                見えたっ。富士山だ~。


 雪頭ヶ岳から根場に下る道が続いている。自分は鬼ヶ岳に戻って鍵掛峠へ向かう。途中、岩を乗り越したり巻いたりしながらどんどん高度を下げる。

 ガスガスになって来た。景色は何も見えない。約1時間で鍵掛峠に到着。


 鍵掛峠からの下り道は素晴らしいブナ林。真っ白な姫ウツギや鮮やかな山つつじも咲いている。わ~お、道ばたには白いギンリョウソウが群生している。すっげ~、ギンリョウソウのお花畑だ!!。きもちわり~!!!。
 根場いやしの里の駐車場前を通り、魚眠荘前の駐車場には17時に下り着いた。

 ギンリョウソウのお花畑・・・!       やっと根場に着いた。


 駐車場の向かいに西湖周遊レトロバスのバス停が有る。魚眠荘前にもバス停が有るが、行き先が違うみたい。バスの時刻は17時37分。私、朝、出発する時には15時代のバスに乗るつもりだったらしい。若しくは歩くとか言っていた様な・・。30分以上ありますが、バスを待ちます。
 バスは小さく、満員で狭い通路にもすしずめで文化洞トンネルに戻りました。

 TIME
登山口:文化洞トンネル(7:45)→(9:20)毛無山(9:25)→(11:20)十二ヶ岳(11:25)→(12:15)金山(12:40)→(12:55)節刀ヶ岳(13:05)→金山(13:25)→鬼ヶ岳(13:55)→(14:10)雪頭ヶ岳(14:20)→鬼ヶ岳(14:30)→(15:30)鍵掛峠(15:40)→林道(16:30)→(17:00)根場入口バス停(17:37)-バス-(17:50)登山口    175km 2.5h
 
 花が多く、天気が良ければ富士山の眺めも最高でしょう。2~3日は足が痛そうですが、良い山でした。  根場入り口のバス時刻表

 カシミール


☆花いっぱいです☆(名前については自信はいまいちです)

     ギンリョウソウ↓                 アヤメ↓
 
     イカリソウ↓                   姫空木↓
 
     アマドコロ↓                   ユキザサ↓
 
     ミヤマハンショウヅル?↓                イワカガミ↓
 
     マイズルソウ↓                 クルマバツクバネソウ↓
 
     ルイヨウボタン↓                     シロカネソウ↓
 
     シロバナノヘビイチゴ↓                フタリシズカ↓
 
     ギンラン↓(ササバギンラン?)               ウツボグサ↓
 
     チゴユリ↓                     マルバアオダモ?↓
 
      誰??↓                    え~とっ~↓
 
      ん~~↓                    白のサラサドウダン??↓
 
     ナツトウダイ?↓               ガマズミ↓
 

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