遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

竜ケ岳(山梨県) 2007-05-26

2007年05月28日 | ・御坂・竜ヶ岳

竜ヶ岳(りゅうがたけ:1485m) 天気:晴

 山頂。富士山がでかい。


 本栖湖キャンプ場入口にダートの登山者用駐車場が有るが、陸自の車両が沢山停まっていた為、戻って本栖湖畔の駐車場に停めた。空木紅空木が咲いている湖畔の車道を5分ほど行き、竜ヶ岳登山口の道標に従ってキャンプ場を抜けると登山道に入る。チゴユリの咲くジグザグの道を登ると程なく尾根に乗り、ベンチが有る。(尾根直下の登山路)

 少し登ると、本栖湖の向こうに白根三山が見えた。↓


 ベンチからは富士山が見える。ここから登山路は尾根上を進み、一旦下った後に刈り払われた笹藪の道となる(こんな感じ)。ここから山頂までは笹藪の中の切り開き。樹林帯を抜け、日光の直射を受け、今日は特別に暑い。ウグイスに励まされ、登山口から1時間ほどで石仏の有る東屋に到着。

 東屋から登山路方向。↓右の小屋の中に石仏が居るらしい。(少し上から東屋を見下ろす)


 少し登ると西湖方面も見えてくる。↓(さらにもう少し登ったとこからの眺め


 ほぼ登り切って路の傾斜が緩くなると、湖畔からの直登ルートを合わせる。この辺からガスが出てきた。少しは涼しくなる。水平になった路をゆっくり進み、満開のミツバツツジを見送ると山頂に到着。

 広く笹が刈り払われた山頂。↓着いた時はガスっていたが、暫くすると晴れて来た。


 山頂からは南アの大展望のはずだが、もやっていて遠望がきかない。どうやら、黄砂も飛んでいたらしい。(なんとか見えた赤石・悪沢)。(ガスが晴れた雨ヶ岳・高デッキ)。1時間の休憩後、端足峠(はしたとうげ)に向けて下山開始。左に富士山・右に南アルプスの贅沢な路を行くと、出ました、竜に登る階段。(下から見上げたところ。上部はまるでハシゴ)。
 ↓下るにつれ、四角いA沢貯水池が近くなってくる。恐ろしやの階段。こけない様に注意しましょう。


 斜めになって降りると、程なく端足峠に到着。右に戻る様に本栖湖へ、まっすぐ前方には雨ヶ岳へ、左前方に東海自然歩道へ、それぞれ今までより格段に狭い路がわかれる。路を左前方にとり、急な斜面をジグザグに下ると20分で東海自然歩道分岐に着いた。ここから水平に本栖湖まで戻る。県境まで2.4km、県境から本栖湖まで5km。静岡県内は道も良く整備されており道標も随所に有るが、山梨県に入ると(こんなおもしろい場所も有る)が、整備状態はイマイチになる。分岐で悩んだり、国道を走る車の騒音や排ガスに辟易する所も有るが、道端には沢山の花が咲き、飽きずに歩けて本栖湖に戻って来た。展望と花の明るい高原の山でした。帰りに、さっき辟易した自然歩道脇の国道を車で通る。なんだかなぁと思う。

 出会った花たち。名前よくわかりません。
 ↓箱根ウツギ??                    ↓タニウツギ?

 ↓チゴユリ                       ↓ノイバラ?

 ↓クワガタソウ?                     ↓姫ウツギ??

 ↓ギンリュウソウ                     ↓ミツバツチグリ?

 ↓キリンソウ?                      ↓ヘビイチゴ?

 ↓ニリンソウ??




 TIME
本栖湖(8:00)→石仏(9:10)→(10:05)山頂(11:05)→端足峠(11:40)→自然歩道分岐(12:00)→県境(12:50)→(14:30)本栖湖 160km 2.5h

 お土産は麦焼酎の「山本勘助」とミルクランドのチーズとソーセージ。

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