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恵那山(えなさん) 2189m 天気:曇り/晴れ
今日は下道を行くつもりだったが、目覚ましが鳴るとやっぱり30分寝る代わりに高速で行く事になってしまった。高い30分だ。中央道に入ると恵那山が遠くに見える。走るほどに近付いてくるが、山頂付近にずっと雲がかかっている。ひょっとしたら上は雪になっているのかなぁと思いながら園原インターを降り、登山口手前の駐車場に到着。駐車場はすでに満杯で手前の路肩に沢山の車が停められている。空いているスペースに車を入れていると、次から次へと車がやって来る。今日は人だらけの100名山山行になりそうだ。しかし今日は風も強くずいぶん寒い。Tシャツの上に長Tを着てさらに長シャツを羽織る。さらに薄手のセーターをリュックに入れたが、これは出番が無かった。
駐車場手前の路肩に停める。舗装林道を30分歩いて登山口。登山口の湧き水を期待していたがちょっと微妙。確かにちょろちょろとわき出している様だが、貯まった水には落ち葉や虫が浮いていて、流れていない。一応汲んで行ったが、手持ちの500mペットのお茶1本で足りると思うので、使わないだろう。
↓朝の駐車場。路肩ももうすぐ満杯。 ↓登山口から対岸に渡る。
登山口から川原に下りて丸木橋を渡る。風穴への分岐を過ぎると、最初は岩がちな登山路は樹林帯をジグザグに登って行く。やがて、落葉松の林に笹の中の登りになり、登山口から1時間強で「後100分標識」に着く。
↓落葉松と笹の登山路。 ↓後100分標識地点。
後100分標識でご夫婦に「後100分では着かないですよ」と答えたが、今回も前回も丁度100分で三角点ピークに着いている。多分、中高年は100分が標準タイムで間違い無いでしょう。ここからは刈り払われた笹の中の尾根道を進む。振り返ると中央アルプスが見えてきた。
↓振り返ると中央アルプス。
↓東には南アルプスがズラ~と並んでいる。
笹の刈られた滑りやすい尾根を進み、時々樹林に入りながら、急な道を登る。
↓県境尾根が見えて来るが、中々近付かない。
日陰には朝の雲の置きみやげか所々に白く雪が残っている。県境尾根の標識に着くとしばらく水平に進み、最後の登りにとりかかる。お約束の偽山頂ピークを一つ越えて少し登ると三角点ピークに到着。展望の無い地味な山頂だが、10人くらいの人が休んでいる。座る場所も無いのですぐに避難小屋へ向かう。
↓三角点ピーク。展望台からは木が良く見える。
三角点ピークから水平に行くと、一旦下って避難小屋に着く。途中の日陰にはうっすらと雪が残っていた。
↓山頂部の登山路。
避難小屋前も大勢の人。小屋の中も宴会中の模様。さすが百名山だ。
やはり山頂は風も強く寒いので、ヤッケを取り出して着る。富士見台でも使ったが、このヤッケは子供の頃に親から貰った安物で、しかも少し小さい。大勢の中で着るのはチョット恥ずかしが仕方が無い。
↓人だらけの山頂。
後ろの岩から見た避難小屋。小さいのはトイレ。11月から水洗の方は閉鎖で使用できるのは個室のみ。トイレ待ちの列が出来ていた。
後ろの岩に登ると展望が開ける。
↓展望岩から。中央アルプス、パノラマ。
↓富士山。左聖岳、右上河内岳でしょう。頭をひじりだいらの~う~えに出し~(字余り)。
実は展望岩の奥に秘密の展望台が有る。そこからは御岳・乗鞍・槍穂連峰が見える。高度感満点だが狭いので単独者専用にしておいて下さい。
↓乗鞍と槍・穂高。その左には御岳山。
避難小屋から5分も進めば最高地点の神明社の社が有る。ここからの展望は南・西・北方向で、今までとは違った方向が見渡せる。広河原や黒井沢ルートからのピストンでもここまで足を伸ばした方が良いですよ。
↓最高地点の神明社。しかし、これは明らかに落書きでしょう。
山頂付近で遊んでいると、「山頂はどこだ」と聞かれる事が多かった。あっちの展望台が三角点山頂で向こうの神明社のピークが最高地点ですよと答える。三角点が必ずしも最高地点ではないし、最高地点だけが山頂とは限らない。こだわるんだったら良く調べてから来て下さいね。
今日はピストンなので山頂でずいぶん遊んでしまった。山頂に居る人もだいぶ少なくなってきたし、そろそろ降りる事にする。
↓帰り。県境尾根下の登山路。天気が良くなって来た。
↓落葉松の林。北斜面の下山路に秋の日はそろそろ恵那山の稜線に没しようとしている。
夏にイマイチだった南アルプスの展望がばっちり望めて素晴らしかったが、人は多すぎです。又来たいけど人の居ない時っていつかなぁ・・・。
TIME
広河原口駐車場(7:30)→広河原登山口(8:05)→100分標識(9:15)→県境尾根(10:30)→三角点山頂(10:55)→(11:05)避難小屋-神明社-避難小屋(12:25)→県境尾根(13:00)→広河原登山口(14:40)→駐車場(15:10) 行き高速 175km 2.5h 帰りR153-R151-R257 130km 4h(渋滞)
帰りは平谷からR151に抜ける。工事渋滞に3回はまったが、はまりが無ければこっちの方が早いかもしれない。平谷峠は良い道が通っているが山岳道路で冬季の通行はムリだろう。売木から豊橋方面への標識に従い新野峠まで細い道を行ったが、この区間の道が細い。新野方面への標識に行けば途中から良い道になりそうだが、新野峠前のR151も狭いのでどちらとも言えないか。次回は行きでこのルートを試してみようかな。