JINくん~うつ病、自律神経失調症、パニック障害克服お勉強会~ チャレンジその5

2014-08-17 17:13:57 | 自律神経
「うつ」に至るまでの段階

この第2章では、ストレスが4つあること、うつを克服するには「なぜストレスがあるとうつになるのか」ということが分かるためには
「自律神経の基礎知識」と「自律神経のストレス反応」のことを知る必要がありましたので、それぞれをお伝えしてきました。
では、第2章での最後に「うつに至るまでの段階」をお伝えいたします。
これを知ることで現在自分がどの段階にいるのか、また、うつが治った後に日々の生活や仕事でストレスが多くなってきたときに、自分は今どの程度うつに近づいているのかがよく分かるようになります。
そのため、うつにならないようにすぐに対応できるようにもなります。すると、ストレスが酷い状況になってもうつが再発する可能性は限りなく低くなるのです。


前回、うつの前段階が自律神経失調症とお伝えしましたが、分かりやすい図を下記に書きましたので、ご覧ください。

自律神経失調症は、交感神経が過剰に働いているため、疲れていて症状も出ていますが「がんばればできる」といった状態です。
しかし、それは長くは続きません。副交感神経が働けず回復ができませんので、いつしかエネルギーが尽きてしまいます。エネルギーが尽きた時がうつです。
うつは「うつ状態」と「うつ病」に分かれます。うつ状態は一時的なうつです。やる気を振り絞って何とかやっているという感じです。そしてうつ状態から悪化して「もうがんばる気も起こらない、もう何もする気が起こらない」という状態が2週間以上続けばうつ病です。



うつは、非常にがんばったためにエネルギーが不足することですから、異常に疲労感を感じてやる気が起きなくなるのは当たり前のことなのですね。
では、次回は自律神経失調症とうつ病の具体的な症状を見てみましょう。

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