イチロー選手、ありがとう

昨日、カーラジオを聴いていましたら、スポーツチャンネルでは無い局のニュースで
"Ichiro plays in Tokyo..."
と、イチロー選手の話題が出ていました。

長いニュースで、数分間イチロー選手のこれまでの成績などが紹介され、
現在45歳で、おそらく今シーズンが現役最後になるかもしれない、と。

マリナーズ対アスレチックスのMLB開幕ゲームは、東京ドームで開催。
イチロー選手にはスタンディングオベーションがありました。

Ichiro's opener in Tokyo was every emotion in one game
（http://www.sportingnews.com）

先のラジオのニュースもそうなのですが、
球界のレジェンド、イチロー選手が出場とのことで、アメリカでも大きく取り上げられています。

もうMLBでの選手生活の方がすっかり長くなったイチロー選手。
こんな大活躍、大選手になるとは、その功績を的確に表す言葉が見つからないです。
フィールドにいると走攻守で必ずワクワクさせてくれる選手です。

もちろんそのワクワクは、イチロー選手の並外れた努力と練習の裏付けがあってこそのものですが、
それを感じさせずに、まるで当たり前のように、200本以上の安打を何シーズンも連続で記録とか、
まさに唯一無二の超人。

上のリンクの写真でも、マッチョな選手たちの中、
イチロー選手だけが、無駄を削ぎ落としたような、ひときわしなやかな佇まいです。

日本のオリックスに在籍中には阪神大震災が起こり、当時の本拠地だった神戸は未曾有の被害が発生しました。
その1995年にオリックスがリーグ優勝したことは、どれだけ地元が力づけられたか分かりません。

がんばろうKOBE
こちらはオリックス・バファローズの公式サイト。
当時、イチロー選手は21歳だったのでした。
チームと地元ファンが一丸となってペナントレースを戦ったことが記されています。

イチロー選手はこの震災の時のインタビューもそうですし、これまで色々と素晴らしいコメントを残しています。

でも、私が覚えているのは、オリックス時代、年俸がガンガン上がった契約更改の記者会見で、
欲しいものは何ですか？と聞かれて
「セーターです」
と、記者の期待をはぐらかすように答えていたことだったりします。ごめんなさい。

イチロー選手、本当にありがとうございます。