ヒートアップNY

私は市民ではないので、いい加減この話題も終わりにしよう、と思いつつ、
状況がますます混沌、メディアでも連日報道されていますので、なかなか離れられない大統領候補指名選挙ネタです。

前回の記事でもお知らせしましたように、14日にブルックリンのNavy Yardで民主党のクリントン氏とサンダース氏の
ディベート開催が決定しました。
両党とも、今月19日に大票田であるNY州の投票があります。
なので、先週から民主党、共和党の各候補者はNY入り、州内各地で猛烈な大キャンペーンを繰り広げています。

Candidates _ Even Trump _ Shift to Delegate Hunt

Wild and wacky on the NY campaign trail

親しみやすさの演出なのか、普段は絶対に乗らないであろう地下鉄やバスに乗って支持を訴えたり、
地元のカジュアルなレストランに入って食事をしたりとか、まあ毎回の「選挙戦、あるある風景」が見られているようです。
今回は特にあっちこっちに候補者出没多発で「ドブ板選挙」という言葉を彷彿とさせます。（NYCにドブ板があるかどうかは別として）

Presidential Candidates Trip up On Subways, Pizza Etiquette in NY Primary Race

民主党は、まだクリントン氏優位ですが、本当にここ数週間でサンダース氏の勢いがグイグイ上昇している感じです。
昨日のワイオミングでも勝利しました。

NYCでは、やはり地元ブルックリン出身というのが効いてきているのか、
特にブルックリンで「Bernie 2016」というステッカーを本当に良く見かけるようになりました。

共和党はトランプ氏が地元クイーンズ出身、マンハッタンにもトランプ○○があちこちにありますので大きくリードでしょう。

とはいえ、NYは州として大統領選では毎回あからさまな民主党支持なので、注目は今回のNavy Yardのディベートです。
サンダース氏は毎回のディベートで主張は一貫しているので、あまり大きなミスや路線転換はしないように思います。
クリントン氏がもう一度大きくリードを広げられるか、あるいは対共和党の本選向けの内容になるのか、気になりますね。