おそらく自分の中で幼い頃に「メロディー>リズム」という感覚が出来てしまっていて、
言葉にアクセントをつけ韻を踏み、リズムに載せて物語を紡ぐ、というのになじめないからではと思います。
日本語そのものが欧米系の言語と比較するとアクセントや発音の種類が少なく、強弱があまりハッキリしないこともあるかもですね。
しかし子どもはこちらでずっと育っているせいか、あまり苦手意識はないようです。
家でラップのようなものを口ずさんでいるので、尋ねてみるとなんと学校で習ったそうです。
え~!と思ったら、Educational Hip-Hopというジャンルが既に確立されているらしく、
その中の「 Sticks and stones」という歌なのでした。
ジャンルとしてはボキャブラリーを学ぶための歌のようなのですが、
内容はジャイアンみたいないじめっ子に、暴力は使わず立ち向かう男の子の話です。
いじめっ子に向かって言うセリフが
”the bad things you say about someone else
Are really just the things you hate about yourself.”
(オマエが誰かに言う悪口は、オマエ自身のヤなとこなんだよ)
子ども向けとはいえ、なかなか深い言葉です。
大人の「ストリートライフがどうのこうの~」という詞にはやっぱりなじめないですけれど、
学校や勉強があまり好きじゃない子が、こういうアプローチで勉強が楽しくなるならチェケラッ!ですね。
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