ちょうど昨年の今頃、
「夕涼みがてら、カフェでアイスコーヒーを飲む」のが至福のひととき、とブログの記事に書いていました。
というか、夕涼みしなくてもずっとコーヒーを飲むのが大好きで、毎日朝昼晩とおやつタイムには必ずコーヒー。
日本にいた頃には職場にコーヒーが常時あったので、仕事中もコーヒーが手放せない感じでした。
チェーンスモークならぬチェーンコーヒーですね。
私はドラッグ類はもちろん、お酒も飲まないし、タバコも吸ったことはないです。
かたやコーヒーには、心臓病や脳卒中を予防するほか、大腸がんや肝がんの予防、2型糖尿病の血糖値の改善、脂肪燃焼促進による肥満防止など様々な健康効果があるそうです。
なので、コーヒーちょっと飲み過ぎかな〜と思いつつ、
「むしろコーヒーは健康にいい!」と言い聞かせ、かれこれ30年近くこんな感じで過ごしてきたのでした。
コーヒーの健康効果とは(公益財団法人長寿科学振興財団)
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/coffe-kenkokoka.html
しかし、1日コーヒーを飲まないと我慢できないほどの頭痛に襲われるのも事実でした。
完全にカフェイン中毒です。
そんな私でしたが、ついに。
最近チェーンコーヒー状態から抜け出すことができました。
ただし何かの方法で自分から積極的にコーヒーを断とうとしたわけではないのでした。
ダメ人間らしい理由での偶然の産物です。
ワクチン接種を終えてから、ちょうど気候もいいですし、友人とランチをしたり、
自分の食べたい物をあれこれと買いに行く機会がグッと増えました。
それで調子に乗って、毎日毎日ちょっと食べ過ぎぐらいの生活をしていたのです。
するとある日、夜中に激しい腹痛で目が覚め、トイレに駆け込んで出られないぐらいの事態になりました。
多分、NYCに来てこんなキツい食あたりは初めてです。
こちらの病院は救急外来でもすぐに診てもらえないことも多く、救急車利用は高額、保険があっても医療費も高いです。
今はまだコロナ禍ということもあり、発熱などはなかったので自宅で安静にすることに。
脱水症状が怖くて水は飲んでみるものの、それさえ受け付けず、意図せずに絶食状態になりました。
当然コーヒーを飲むのも無理で、まるで頭を鉄の輪でギュっと締め付けられるような酷い頭痛が続きました。
そんな状態が丸二日間ほど続いたのち、ようやくほんの少しのお粥なら落ち着く程度に回復したのでした。
その頃には頭痛も治まり、コーヒーを飲みたいとも思わなくなっていました。
今は胃腸の調子もすっかり元通りで、毎日しっかり食事も間食もしています。ただし腹八分目は守っています。
結局、コーヒーは10日間ぐらい全く飲まない日が続き、激しい頭痛も嘘のように起きなくなりました。
そんなわけで、脱カフェインしたい方、どなたにでもお勧めできる方法ではなくてすみません。
回復してからは、コーヒーを飲みたい時は午前中に1杯か2杯をゆっくりと。
水分は主に、水か白湯か麦茶、時々牛乳や豆乳、または100%ジュースで。
炭酸類も胃にはあまり良くないそうで、好きだったシュガーレスの炭酸水もあまり飲まないようになりました。
それにしても、暴飲暴食が出来るっていうのは若い証拠なのですね〜。
もう若くない現実をつくづく思い知らされました…。
おばちゃん同士の会話でメイントピックが健康ネタになるのもむべなるかなです。
ソーダ類をガブ飲みし、油たっぷりの食事ができるアメリカ人。
健康的な食事かどうかはさておき、平均的に胃腸は丈夫なのかもですね。