例年この秋の半ば頃の時期になると
「クリスマスを誰と過ごすか」
で雰囲気が一部ギクシャクしていたように思います。
この「誰」というのはもちろん家族や友人ではなく、彼氏彼女のことで、
当時モテモテだった男女はスケジュールマネージメントも大変だったようです。
まあ私はそんな修羅場など一切なく。。。男女含めて友達とささやかな飲み会ばっかりしていました。
NYは、個人主義っぽいところがあり、またクリスマスは基本家族イベントなので、
「クリスマスに過ごす人がいない!!」
的なことは無いのかと思っていたら、そうではなくて、クリスマスなんてお構いなしで基本がカップル文化なのでした。
何かの集まりだのパーティーだの外食だの、カップルで参加っていうのが多く、どっひゃ~なのでした。
そういうわけで、オンラインやSNSを通じた出会いもまだまだ盛況のようです。
そして「サイトに載せている写真と実物が詐欺レベルで違う」場合もあるようですね。
男女とも見た目に惹かれるというのはもちろんですが、ただし、その後のリアクションは別のようです。
というのもアメリカのこんな動画がアップされていました。「社会的実験」とタイトルにあります。
Fat Girl Tinder Date (Social Experiment)
(写真を見て会う約束をした女性が、実物がうんと太めだったらー男性の反応)
Fat Guy Tinder Date (Social Experiment)
(写真を見て会う約束をした男性が、実物がうんと太めだったらー女性の反応)
両方を見てみると、女性の外見が太めだった場合の男性のリアクションは、結構終始あからさまですね。
男性はショックなのか、露骨に興味喪失で、口を開けば「なんでなんで、写真と別物のその容姿なんだ!」的な一点です。
相手に「そのドレス素敵だね」とか「休みの日は何してる?」とか会話の糸口を作ろうともせず、
それどころか失礼な捨て台詞やバックレ。
会話を続けてずっと一緒にいたのは1人だけでした。
一方、男性の外見が太めだったときの女性のリアクションは、最初の部分はやはり「なんで写真と全然違うのよ!!」です。
しかし、その後はペットの話やダンスや指相撲の話、行った事のある場所の話など、
なんとか会話を楽しめるような方向に持って行こうとします。
そして女性全員が、最後はとても楽しそうな雰囲気で再会を約して帰っていったのでした。
どちらの動画か忘れましたが、アメリカ人の男女が、オンラインを通じて知り合った人と最初に会う時、もっとも恐れることは
女性が「相手がシリアルキラーだったら」に対し、男性は「相手が太ってたら」だそうです。
そういえば、人は見た目が9割、の著者のかたも男性ですね。
まあこの動画は、リアルでは美男美女がメイクで太めになる、という種明かしが最初にあるので見てて辛くはないですし、
演出かもしれません。ただリアルでこういうことが頻繁にあるならばキツいですね。内面は同じ人だけに。
全ての人がそうではないとしても、特に女性の外見は綺麗であれば中身がなんであれ、まずオッケーなんだなあ、と。
これは男女の脳のメカニズムの違いが、とかもう少し掘り下げるとそうなるのかもしれませんが。
しかし。
自分の実感として、歳を取ると、単純な容姿の良さだけでは厳しいですね~。
「若く見える」のと、本当に「若い」のとは違うわけで。
人となりというか人生経験、性格、人格が容姿を超えて表に出てくるのだなと思うことが多くなりました。
「美しさの意味と質」が変わると申しましょうか。
…凡庸な容姿なりに、私も気をつけます。
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Lonely in NY
Jin Sohma
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