そんな○○に魅せられて

パンデミックで食生活の変化

日本では、新型コロナ拡大で飲食店の店内営業が自粛要請され、今も大きな影響が出ています。

新型コロナの影響で飲食店などの営業が規制され厳しい状況なのはアメリカもそうですが、
一方で2020年、大きく売り上げを伸ばしたのがピザ店です。

Pizza Was the Restaurant Hero of 2020
https://www.nytimes.com/2021/02/12/business/pizza-delivery-covid.html

上の記事によると、Domino’s と Papa John’sというアメリカの最王手ピザチェーンでは
2020年の9月までで、前年比3000万枚増のLサイズのチーズピザを売り上げた計算になるそうです。

昨年、National Pizza Dayの記事を書いたときにちょっと検索したら、
全米のレストランのうち、17パーセントがピザ屋さん。
年間30億枚以上のピザに加え、冷凍ピザも10億枚販売されているのでした。

というわけで、アメリカ人にとっては、パンデミックで食事の選択肢が狭まった期間、
ピザのデリバリー(またはテイクアウト)の回数を増やすというのは当然すぎる行動。
値段も手頃で、いろいろとトッピングが違えば味の変化もありますし、
大きなピザなら、特に食事の準備も必要なく1枚で家族全員がお腹いっぱいになり、後片付けも簡単です。

我が家でもピザなら家族全員が普段食べなれているものなので、
規制が解除されるまで宅配かテイクアウトで当然お世話になるつもりでいました。

ところが。

昨年、早速ピザのデリバリーを頼もうとしたところ、子どもが
家にいる間、ピザは食べない
と、いきなり宣言したのでした。ええ?普通に食べていたのになぜ?

理由を聞いてみると、
「学校に行っている間はランチにも出るし、何かイベントあると、みんなで食べられるから必ずピザを注文するんだよ。
ピザ、ピザ、そしてピザって感じだよ〜。
てことは学校再開したら、またピザをたくさん食べるよね。
だから、それまでもう家ではピザいらない。」

子どもが学校に行っている間、そんなにピザ三昧で飽き飽きしていたとは気づきませんでした。
アメリカは、週1や週2ペースでピザでも全然構わないという子が多く、
コロナで今は仕方ないし、うちもそれで問題なし。
この時期ホント助かるわ〜としか考えていなかったので、ちょっと頭を抱えてしまいました。

…結局、学校の閉鎖が始まった昨年3月から、ピザは1回も食べていません。

ピザ以外は、コロナ前と同じような感じで食事の量も種類もほとんど変わらずです。
何か心身に問題があるわけでもなく、単純にピザが食べたくないだけのようです。
日本の白いご飯が大好きなので、リモートになってから自宅の米の消費量は激増です。
白ご飯だけでは食事にならないので、当然おかずも用意しなくてはなりません。

料理上手でもないのに「家のごはんがいい」と言ってくれるのは嬉しいです。
けれど、この1年は気づいたら食事の支度ばかりしている感じが抜けません…。
多分、私の料理の腕そのものの無さに加え、きっと手際も悪いからでしょう。はあ〜。

冷凍食品の利用や作り置きもしますが、食事3回分ぐらいのつもりで作り置きしたおかず、ときどき夫が
「お、これええやん!」
知らないうちに一気に完食していたりするので、それもまた悩みの種です…。

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