アカデミー賞作品賞、脚本賞の本作。
それでなくとも気になっていた社会派の作品だったので、
混むであろう土日を避け、今日の午前中に観てきました。
それでも、割と年配の男性、ご夫婦などが多く観に来られていました。
まあ、若い人は仕事でしょうからね…^^;(私はシフト制だから関係なし)
原題はそのままスポットライトなのに、邦題でなぜか「世紀のスクープ」と付いちゃってて、
まあ確かにアメリカ(欧米)ではかなりのスキャンダルなんだろうけどさ…
日本に住んでいると、あまり馴染みのない事件なので、
私もこの映画を知るまでは、恥ずかしながら知りませんでした。
カトリック教会の聖職者たちによる児童への性的虐待を、
ボストンのグローブ社で連載を掲載している部署の記者たちが
粘り強く取材を続けて公にしていく、というストーリーなんですけど。
つい昨日、全然関係ない流れで「スクープ」という単語の意味を調べたばかりなので、
やたらと目についてしまったのかもしれないけれど、いらなかったよね、と思います。
本編は、地味な取材活動を追っていくストーリーなのですが、
その真実への迫り方にドキドキしながら観ている自分がいました。
それは映画の作り方とキャストの皆さんの実力がかなり大きいと思われます。
個人的に、マーク・ラファロがイメージ違くて驚きでしたかね~
私の中では“くたびれたおっさん”もしくは“緑色の化け物に変身するおっさん”という
偏ったイメージ像がインプットされていたせいか(笑)、
最初の20分くらいは、スクリーンに本人が映っていても気付いてませんでした。
なんか、若造な感じでしたからね。おっさんじゃなかった(^_^;)
マイケル・キートンも良かったし、
レイチェル・マクアダムスの自然な溶け込み感もとても良かった。
なるほど脚本賞はうなずけるかな?といった感じです。
作品賞というのは総合的なバランスも良かったのかしら?と思ったり。
自分の好きな映画と賞レースに組み込まれる映画とは違うものなので、
この作品が好きだ!とは言えませんが、非常に重みのある映画で満足です。
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