ケネス・ブラナーが刑事を演じる英BBC作のドラマも、これがファイナルシーズン。
つーてもシーズン3を見てないんですけどね…
スウェーデンが主な舞台で、北欧ならではの静かだけど晴れ間が少ない系のドラマっていうか。
派手なシーンがなく、テーマも重厚、重たい、暗い。←つまんなそう?w
ちゃんと謎を解く過程も描かれるんだけど、
事件を解決しながらヴァランダー自身の問題にも向き合うヒューマンドラマでもある。
今回はWOWOWプライムで一気にシーズン4の3作品が放送されたので見てみたわけですが。
やはりケネスのヴァランダーは素晴らしいねー。
娘さんとはうまくいっているようで、孫とも仲良し。
ただ、娘さんの旦那さん家族にまつわる真実が、このシーズンで明らかになり、
彼らに心境的にも環境的にも大きな転機を与えることになるのです。
一番つらかったのは、ヴァランダーがお父さんと同じ病気になっていること。
しかもまだ若いのにアルツハイマーの症状に悩まされる。
これが自分の娘や孫など大事な人間にも影響を与えるのではないかと心配する。
最終話で前向きな終わりを迎えられたのは救われたなぁ…
事件についても、地道な捜査で真実に近づいているという静かな興奮もありつつ、
意外な展開にちょっと驚かされたりハラハラしたり、
被害者の殺され方も割と残忍だったりというこれまでのものと変わってなかった。
少し寂しいけど、これでシリーズが終わってしまったな~。
シーズン1、2に出ていたトム・ヒドルストンが目当てだったはずなのに、
すっかりドラマの世界観にはまってしまっていたのでした。
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