『ありがち日記』

地元発の謎本

地元の本屋さんが始めた、とある試み。
その名も『文庫X』が全国的に話題を集めて、様々なメディアで紹介されるように。

始まりは、さわや書店盛岡フェザン店なんですが、
Twitterをフォローしているのでその登場辺りから気にはなっていたのですが…

私はたいそうなひねくれ者なので(笑)、話題になっているものにはすぐに飛びつきません。
…まぁ、時と場合によりますがね(;^_^A
(映画でも「君の名は。」とか気になっているくせに観に行ってないしなー)

文庫本に、オリジナルのカバー(書店員さんのアツいメッセージつき)がかかっており、
値段とページ数が500p以上あること、フィクションではない、ということだけしかわかりません。
買ってから、家でそのカバーを外してみないとタイトルも内容もわからない本…。
気になって手に取ってみますが、けっこうな冒険です。
たぶん、本が好きで、日ごろたくさんの本を読まれている方こそこの本を買うのでは?
普段本を読む習慣がないとリスキーだと思うんですよね。ノンフィクションだったらなおさら。

私は、とりあえず1か月以上様子を見ていまして、
全国の書店に広がりを見せてきた頃に、この『文庫X』、ゲットしました。
で、しばらく中身も見ずに寝かせておきました…(積読とも言う…)

先日ついに開封してみたんですよねー!
結果、びっくりしました。「えっ!?これは…」っていう衝撃です。
普段、まったく読まないようなジャンルだったので、不安も少し。
これを読んだ書店員さんが大きな感銘を受け、
どうやったら多くの人に読んでもらえるだろうと、タイトルを隠して売るという方法を思いついたそうですが、
なんかわかるような気がします。
まだ全部読んでいませんが、今は、この本に出会えて良かったと思えますし。

12月に入ったら、タイトルをオープンにするそうです。
そしたら堂々と感想やら言えるようになるだろうし、また話題になるんじゃないかな。

さすがに500ページの壁は厚いですが、読書の秋に、どんどん読み進めていきます。
もし『文庫X』を本屋さんで見かけたら、そのカバーだけでも読んでみてください。 


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