スター・トレック BEYOND

このシリーズも3作目。
世界公開からだいぶ遅れて、さらに日本公開から5日目という中途半端さ…うっ…
平日の午前中はそりゃ人いないよなぁ～～～
…でも、もう少し注目されてほしい…

どうしてもSFものにハマれず、SWも面白いけどそこまで夢中になれないような自分。
でもこのスター・トレックは好きなんですよね。
昔から好きな方には申し訳ないけど、映画版で好きになったという浅いファンではありますが、
未知の宇宙を冒険している感覚、エンター・プライズ号の格好良さ、
個性豊かな登場人物たちと彼らが成長していくストーリー、あのテーマソング、…と
挙げればキリがないほど魅力に溢れていると思う。
今作はさらに、アクションのキレも見ごたえあって良かった！
これは監督がジャスティン・リンに変わったことも影響しているのかな？
あと、ワクワク感で言えば、SWよりも断然STだ！！とさえ思ってしまう。
（SWファンの方、すみません、好みの問題です）

エンター・プライズ号の格好良さって言ったけど、
初っ端からあの船のファンにはしんどいシーンが来ましたね…
見ていて痛々しい。もう身を乗り出して、体に力が入っちゃって。
どうしてもあの船が中心というか、このストーリーの芯でもあるというか、拠り所的な存在なので。

カークのお誕生日2日前にマッコイとお酒を飲むシーン、
物語的にはカークのお父さんへの追悼の意味であっただろうけど、
アントンくんが急死したこととどうしても繋がってしまって、より思い出深いシーン。
チェコフが出るたびに、目に焼き付けるようにして見てました。
彼は間違いなく、ちゃんと、あの映画の中で生きていました。

スポックの葛藤は毎度お馴染み。こじらせ男子ですな(笑)
まあでもうまくまとまったようで、良かった良かった…（それだけかよ！）
スコッティの活躍も見もの。面白いセリフや動きも好き。
時々、まじめなお顔になるときがかっこいいんだなー。
日本にプレミアのために来日してくれて、ファンを大切にしてくれるサイモン・ペッグ最高です。
私の大好きアジア系キャラのスールーも大活躍！
かっこいい！！それしか言ってないけど、見せ場があるから注目だよ！！
こんなに素敵なキャラクターがたくさんいるのに、
今作でやっとそれぞれの魅力をもっと感じられたように思うんだな。
これまで2作では、カークとスポックの関係にスポットが当たっている感じだったけど、
ここにきて、様々なキャラ同士の結びつきが見られたような気がする。
これも嬉しい収穫だった^^

今作の敵は、イドリス・エルバさんが演じてたんですね。
面影ほとんど感じられないので、イドリスさんに気付くのがだいぶ遅くなってしまった(^^;)
ちょっと怖かったな…素敵なイメージが強いもんで。

とある作戦を実行するときの、あのノリノリは、思わず私もノリノリになったし（何のこっちゃ）、
映像がとにかく美しいし、これはIMAXとか4DXで観たらさぞ楽しいんだろうなー。
残念ながら、そういう設備がない地方なんで、、、

細かいことを気にしないでその世界に入って現実を忘れましょう！(笑)
私は十分に楽しむことができたし、鑑賞後の爽快感も味わえたので、満足でした！