↑パンフレットの仕様も何となく豪華になっていたような…
正確に言うと、
未来へつなぐ国立劇場プロジェクト
初代国立劇場さよなら公演
公益財団法人文楽協会創立60周年記念
初代国立劇場さよなら公演
公益財団法人文楽協会創立60周年記念
ということなんだそう。
コロナまん延でしばらく行けていなかったので、3年ぶりくらいかな?とブログを遡ってみたら、2020年2月公演以来だった!
国立劇場の今後がどうなるかわからないけど、今の建物のうちに行っておきたかったので…もうさ、これが来週だったらタイフェスにも行けたのにな😓
(でもここ最近の動向を見ていると不安要素もあり何とも言えない…)
さて、今回は値上がりもしていたけど奮発して第2部、第3部を。
●第二部
通し狂言 菅原伝授手習鑑
二段目
道行詞の甘替
安井汐待の段
杖折檻の段
東天紅の段
宿禰太郎詮議の段
丞相名残の段
●第三部
夏祭浪花鑑
住吉鳥居前の段
内本町道具屋の段
釣船三婦内の段
長町裏の段
通し狂言 菅原伝授手習鑑
二段目
道行詞の甘替
安井汐待の段
杖折檻の段
東天紅の段
宿禰太郎詮議の段
丞相名残の段
●第三部
夏祭浪花鑑
住吉鳥居前の段
内本町道具屋の段
釣船三婦内の段
長町裏の段
実は今回そして9月公演と「菅原伝授手習鑑」を通しで上演することになっていたんだけど、すべては無理だなと早々に諦め。でもどうしても「夏祭~」が観たかったので。
「菅原~」もよくかかる演目しか知らなかったので今回が初めて。手元には床本を開いて、目線を舞台、床、床本を行ったり来たりさせながら寝る暇もなかったよ。語りと三味線の心地良さに、首がカクンとなっている人たちはたくさんいたけど(笑)
一応、私にも推しの太夫さんがいて、その方を応援しているのだけど、声の伸びと表現のバリエーションが3年前と全然違う…!って素人なくせして感動してしまった。凝視するのも申し訳なくてチラッチラッとお顔を拝見する程度…😅
そして一番の楽しみ「夏祭~」。
噂には聞いていたけど迫力がすごいのね。特に長町裏の段!
それまでずっと我慢して堪えていた団七が、ちょっとしたことをきっかけに義父を殺しちゃうんだけど(ここまでの展開もドラマチックなのよ)、その時の迫力ったらもう…最後の最後に走り去って行くまで目が離せない。団七を遣うのは勘十郎さん💕やっぱり素敵。
人形だからこそできる表現ってのもあるし、逆に人間より人間らしい動きにため息が出てしまう。人形・語り・三味線の三位一体でつくる舞台。お金がもったいないかなって一瞬思ったけど、行ってよかったよ。うん。
この日は14時~20時30分頃まで鑑賞していたので東京で1泊。さすがに外で飲食する体力もなく、近場でテイクアウト&コンビニに寄ってお夜食を調達。余韻に浸りながらホテルの部屋にて🍺で一人乾杯。最高。
次は9月。行けるかなぁ。仕事も忙しそうな時期なので難しいかな。旅行とか他の推し事とのバランスもあるし、よく考えて決めよう😊