M「…そういえば、私、最近○○時のバスでF(仮のイニシャル)らしき人物を見かけるんだよね」
私「むむむっ!なんですと!?そ、そそそれはホンマでっか?(←キャラ崩壊気味)」
ということで、もし本当にあのFだった場合、これは大きな事件だ。
もはや音信不通過ぎて顔すら朧げにしか思い出せないのに、やたら印象の強い人物だった。
しばしば会話の中に出てくるのに、仲間の誰も連絡先を知らない。
の割には、ツテを辿ったりとか、ちょっと頑張ることもせずに放置して数年…。
(そんなに会いたいなら、もう少し頑張れよなぁ…)と誰もがうっすら考えていたかもしれない。
口には出さなくとも分かるものだ。それくらい長いつき合いだもの。
M「なんか、それっぽいんだけど、しばらく会ってないと顔も自信ないし、1人だし…」
うん。分かる。
さすがに1人の時に声をかけて、あっさり違いますとか言われたら凹むわな。
穴があったら入りたい、そんな気持ちになりますわな。
私「じゃあさ、私も一緒に見て確かめてみればいいんじゃない?その時間にバスに乗ればいいんでしょ?」
M「私が乗るときにはすでに乗ってるのよー」
私「私は始発だから、確かめられるよ、どこで乗るか!!!(←次第に興奮が抑えきれなくなってます)」
M「…じゃあ、私もそっち(始発)に行ってみようかな~、時間あるし」
私「ほんとっ!?そうしようよー!時間までご飯食べれるし~」
決定。イチかバチかの尾行作戦。
M&私「うわーーーっ!楽しみになってきたーーーーっ!!!!きゃきゃっ!!」
ちなみに、夜の住宅街でかなり大きな声で会話していたので、作戦はバレバレどす。
(そういう問題じゃない…ちびっ子とか寝かしつけてる人がいたらすみません!)
さて、無事に決行できたわけですが、その結果やいかに・・・
当日は、時間まで作戦を練りながら(本人だった場合の話しかけ方など)、
否応なしにテンションも上がってきていたわけですが・・・
ドキドキ・・・
失敗(T_T)!!!!!おーまいがー!!!
めちゃめちゃ2人で悔しがりました。
笑顔がひきつるくらいに。
そんで、原因をあれこれ考えながら反省会。
きっとチャリ通になっていて、天気が悪くないとバスに乗らないんだ、とか。
最終的に、リベンジを誓い、「じゃ!さらばじゃ!」と別れたのだった…。
しょぼ~ん。せっかく楽しい探偵ごっこだったのに失敗で終わるとは。
しかし現実はきっとこうに違いない。うまくいくことのほうが珍しいのかもしれない。
探偵への道のりは果てしなく長い。
それが分かったことだけでもよしとしなければ。
待ってろよ!F!!必ずや成功させてみせる!!
※お願い…これからも私の探偵ごっこに付き合ってやってください。
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