『ありがち日記』

ナショナル・シアター・ライヴ「ハムレット」

ベネディクト・カンバーバッチがハムレットを演じた舞台を映像で。
大都市では上映されていたものの、この地方では半ばあきらめかけていた私…

でも、やってくれました!盛岡中央映画劇場、略して盛岡中劇さん!!
これまでもNTLiveの「コリオレイナス」や「フランケンシュタイン」を上映してくれたので、
今回もちょっとだけ期待していたんですよぉ~
スタッフの方が、好きなんだろうなと。ブログを拝読するとわかります。

というわけで、東京旅行の次の日に、観に行ってまいりました。
コリオレイナスやフランケンシュタインの時に比べたらお客さん多かったー
つーても、10人いたかな…ってくらいですけどね。
もっと入ってほしいんですよ、今後もこういう作品を地元で観たいので。

本編は3時間。
途中で20分くらいの休憩が入るので、3時間半くらいは拘束されますが、
前々日に11時間の「仮名手本忠臣蔵」観劇を乗り越えた私にとっては楽勝楽勝(笑)
舞台のリアリティを感じられ、ベネさんの汗まで飛んできそうな迫力を感じられました

ストーリーはシェイクスピアの有名な「ハムレット」の現代版的なアレンジを加えてあります。
登場人物の名前などは同じでも普通のTシャツとか着てるハムレットたち。
あんまり気になりはしませんでした。
私はオフィーリアに感情移入しちゃうくらい思い入れのある人物なのですが、
気がおかしくなっちゃうのが現代の精神病を連想しちゃって、ちょっとキツかったです…
過去の時代と思えば見られてた、ということなので、それはそれで自分の浅はかな部分を反省します…

ベネさんのインタビューが最初にチラッと見られるのですが、
その中でお昼はとにかく食べるとか、お腹が減るというようなことを話していて、
この舞台を観るとその理由がよくわかりますねー。
とにかく舞台の上を走り回り(表現が適切じゃないなぁ(^^;))、止まっていることがないので。
3時間もあれでは、体力も十分にないとさぞ大変なんだろうと思うと同時に、役者の皆さんを尊敬しますわ。

復讐を果たすお話ではありますが、なんかスッキリしないモヤモヤ残る後味の悪さも
ほどよく余韻として残りました。

それにしてもたったの1週間で、しかも1日に1本しか上映されてなかったので、
観に行けただけでもラッキーだったなと思います
盛岡中劇さんで今後もこういう作品を上映してもらうために、私も通わなければ…!と決意を新たにしました(笑) 


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