『ありがち日記』

アガサ・クリスティー『青列車の秘密』

しばらく読みかけ状態でしたが、週末の空き時間に一気読み(笑)
登場人物が出そろって、やっと面白くなる感じ!


ストーリー:
走行中の豪華列車内で起きた陰惨な強盗殺人。警察は被害者の別居中の夫を逮捕した。必至に弁明する夫だが、妻の客室に入るところを目撃されているのだ。だが、偶然同じ列車にのりあわせたことから、事件の調査を依頼されたポアロが示した犯人は意外な人物だった! 初期の意欲作が新訳で登場。 

冒頭は「火の心臓」と呼ばれるルビーにまつわる話やメインキャラクターの人間関係が描かれ、しばらく青列車は出てきません。あれ?って感じですけど、本作ではロマンスも見どころではあるので無駄ではないかなと。
そして、いよいよ豪華列車ブルー・トレイン内で起こる強盗殺人事件!やっぱり居合わせるポアロ!w

本当にどうして探偵は事件の現場に居合わせるものなんでしょうね。そんなこと言っちゃったら、探偵小説成り立たなくなっちゃうか。

ネタバレなのであれなんですが、犯人は一人だと思って読んでいるので、予想外の結末にびっくりしました。私はとことん探偵に向いていないみたいだわ😅

最初のほうに書いた通り、ロマンス部分で、登場人物の一人が意外な人物を選んでいて…そこでも「え?どこが?どうして(その人なの)?」って驚きました。私にとって好感度高い人物が、逆に好感度低い人を選ぶとは。こういうのは理由を考えても無駄なんだろうな~。

これを読んでいる頃、ちょうどBSだったかな?でドラマ版が放送されていたので録画していたのですが、それも観てみました。原作と犯人は同じものの、だいぶ設定が変わっていましたね…原作のほうが好きでしたが、記憶が新しいうちにドラマ版も併せて楽しめたのは良かったです。

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