あんず。
家で採れたものではなく、母が産直で何とか探し出して購入したもの。
この時期、あんずを求めるおば様方の多いことよ…
(おば様方に限らないかもしれないけど)
我が家は母が梅干を漬けます。
梅ではなくあんずを使用するんですよね。でっかいの。
そしてこっちの田舎は紫蘇と塩で漬けるんだけど、そこそこ塩をガッツリ使うことが多く、かなり酸っぱくて、しょっぱいんですよ。食べる時はちぎって少しずついただきます。美味しいんですけども、食べ過ぎ注意です。
でも年配の方々の中には、それじゃなきゃ嫌っていう人たちが多いのも事実でして、漬物にしろ梅干にしろ、とにかく何でも塩じょっぱいものが多いんだな…。健康問題が注目されるようになって、最近は塩分控えめになってきている気がします。新巻鮭とかさ、もはや身が見えないくらい白い物体(塩なんだけど)に覆われて、塩そのものを食べているんじゃないかっていうくらいのも昔は多かったんですが、今はだいぶ落ち着いたと思います(笑)
食料の確保が難しかったであろう北国の長い冬。食料の長期保存のための方法として塩を大量に使っていたんでしょうな…もうそういう時代ではなくなっているんですけども、これもある意味、貴重な食文化。
そして母の味の一つでもあるので、今のうちに私も覚えておきたいもんです。
シンプルだけど分量とかね、ご家庭ごとに違うと思うので。
今年も美味しい梅干しができるといいなぁ。