台風8号は日本列島に上陸こそしませんでしたけれど、各地に体温を超えるほどの猛暑をもたらしました。
『熱中症警戒アラート』も、発令され続けています。
そんな中、取り急ぎ手続きの必要なことがあって、市役所に行ってきました。
市役所のエントランス前に小さな花壇があるのですが、幼い坊や(多分、2~3歳位・・?)が、しゃがみ込んでお花をみていました。
「ママ~、もう、秋が近づいているんだね!」
坊やは、可愛い声で、少し離れたところにいるママに呼びかけました。
私は、ビックリしました。
2~3歳とは思えない、とても大人びた物言いでしたから。
きっと、感性の鋭い子供だと思うのですが、坊やは何を見て「秋が近づいている・・・」と感じたのでしょうか?
私は、坊やの横にしゃがみ込んで、坊やと一緒に『秋』を確認をしたり、色々とおしゃべりをしてみたかったのですが、通りすがりの知らないおばさんに過ぎず、不審な人と思われてもいけませんので、さすがにそれは躊躇して・・・。(>_<)
そのまま、市役所のオフィスに入り、手続きを終えて外に出てきたときは、当然のことながら、もう、その母子の姿はありませんでした。
ただ、私が残念だと思ったことは、幼い子供がママに呼びかけているときに、若いママはスマホの操作に余念がなく、気のない返事をしていたことです。
坊やは、あんなに無邪気に、自分の大発見をママに教えていたのに。。。
「えっ? どこどこ・・? 本当だ! もう、秋がちかいんだねぇ・・・?」と、ママも、坊やと一緒に感動してくれたなら、坊やは、どんなに嬉しかった事だろうと思うのですが。。。。
でも、私も、偉そうなことは言えません。
子育て真っ最中の頃は、忙しすぎて、子供の一言一言に感動しているゆとりなど有りませんでしたから。
自分自身が出来なかったことを、若い母子の姿に重ねて、反省したり、後悔したりしている私です。
叶うことなら、もう一度子育てをしてみたい・・・。
今なら、きっと、子供と同じ目線で物事を捉え、子供と同じ気持ちで物事を考えられると思いますから。。。(*^_^*)
それにしても、今日も、暑い(熱い?)一日でした!