少し難しい話なのかと構えていった部分もありましたが、そんなことなく楽しく観劇できました。
現代の2人が近松の空白の10年をたどりつつ、歴史用語をPayPayとか絡めて面白く説明したのもあって、歴史に詳しくなくても十分楽しめると思います。
あと「呂宋助左衛門」とか「吉良上野介」とか宇宙Sixの舞台に行ってると、自然と耳にする人名もたびたびでてくるのでそれも楽しかったです。
大阪の人間としては豪商「淀屋」ときくと、「淀屋橋作った人」って思うからお世話になってますって気分になるしね。
若い頃アルバイトを色々した「治験とか（白血球が2倍になる薬）日給がよくて」には笑ったｗ
ストーリーを追うようなネタバレは覚え切れてないので、ざっと印象に残った事など。
それにしても文ちゃん、声でかいね（笑）
武士らしく畏まってて、堅物で、身分とかはきっちり考えてて、最初の上皇様とのやり取りなんて「奉らなくていいの」って言われるぐらいきちーっとしてました。
そして手をついて頭を下げる時の手の綺麗なこと。動きも綺麗だし、手そのものが綺麗だし、惚れ惚れする。
さらに、最後の方だけなんだけど帯刀してるの。
髪型は誰もちょんまげではなかったけど、そこはキリッとしてて、衣装の着方で武士らしさがでてました。
で、殺陣ですよ！
1回目は襲われて避けるだけで、2回目は自分も刀で迎え討つんだけど綺麗。
さすがの身のこなしで「もっと見たい」と思ってる間に、仲間がやってきて、最終的に筆頭家老の江田ちゃんが強いんだけど、文ちゃんの落ち着いた殺陣って多分初めて見るから感動ものでした。
その一方でスペイン語歌舞伎は想像通りで（笑）、でも袴で飛んだり跳ねたりの動きは軽くてさすがだなって思いました。
その流れというかなんというか「すみませんねー」って逆ギレする当たりはとーっても文ちゃんでした（笑）
その流れというかなんというか「すみませんねー」って逆ギレする当たりはとーっても文ちゃんでした（笑）
武士としての近松だけじゃなくて、ちょこっと文ちゃんが出てくるような演出もあって楽しかったです。
あと、ISLANDTVで江田ちゃんが最初失敗したたすき掛けのシーンがありました。
全員するんだけど、たすきの色がそれぞれ着物の色に合わせて違ってて、文ちゃんは青、江田ちゃんは紫（メンカラを意識してくれたのかな）、内藤くん（同い年の人）は黄色でした。
その状態でエイエイオー的な動きをするから腕が見えるんですけど、文ちゃんの白い二の腕が好きです。昔から変わりません。
そして江田ちゃんの女性っぽい二の腕も好きです。しっかり筋肉なんだろうけど、女性らしい腕とか太ももとか好きです。
江田ちゃんは台詞を言う時、特に大きな声で主張するとき体も頭も動く癖があるんだけど、今回冒頭ではそれがなかったです。
江田ちゃんは台詞を言う時、特に大きな声で主張するとき体も頭も動く癖があるんだけど、今回冒頭ではそれがなかったです。
ずっしりと武士としての落ち着きがあって、かっこよかった。
昼行灯といわれるようになるけど、塩の道への熱い想いはかっこよかった。
なによりまだまだ若いけど「筆頭家老としてやっていける」と正面向いて言い切る江田ちゃんが新鮮でかっこよかったです。
でも可愛いシーンもあるのよ。
でも可愛いシーンもあるのよ。
塾でみんなが話を聞いてるところに後からきた江田ちゃん。
みんな背が高いから背伸びしてもジャンプしても人垣で先生が見えない（笑）
だから塾生に馬になってもらって乗ったり、膝に座らせてもらったり、でも着物だから滑ったり、そしたら脇の下から支えてあげてもらったり。
そこで落ち着いたかと思ったら先生が移動すると塾生も移動するからまた別の塾生を馬にして座ったり、どうにもならなくて最終的には肩車してもらったりしてました。
そこで落ち着いたかと思ったら先生が移動すると塾生も移動するからまた別の塾生を馬にして座ったり、どうにもならなくて最終的には肩車してもらったりしてました。
真面目な話をしてるのに、そんな江田ちゃんの動きが気になって気になって話が入ってこない（笑）
だけどね、パンフ裏表紙の裏の江田ちゃんがせくしーで。。。
男を誘う目ですよ、あれはｗｗ
「ステージング」に名前載ってるのに、このギャップはなんですか？？
そうそう、吉良の隠密役の人、絶対見た事あると思ったら「桃山ビート・トライブ」にも出演してる人でした。聚楽第に光秀来た時に応対したりしてた人だよね。
そうそう、吉良の隠密役の人、絶対見た事あると思ったら「桃山ビート・トライブ」にも出演してる人でした。聚楽第に光秀来た時に応対したりしてた人だよね。
カテコで順番に出てきて、最後の最後に文ちゃんが下手袖から歩いて出てきました。
その姿が美しくて、舞台が引き締まる感じがしました。
“座長”の貫禄がでてきたんですね、多分そういうことですね。
ただそれで礼してハケてきれいに終わったから、アンコールじゃないけどどう拍手をしたらいいか戸惑いました（笑）
なんとか拍手が起きて出てきてくれて、でも何も言わずに解散。（この辺りから文ちゃんと江田ちゃんの歩き方がひょこひょこして可愛かった）
更に出てきてスタオベになったけど、特に何も言わずに礼して、最後に文ちゃんだけ下手袖の手前で立ち止まって礼したときに「どうぞー」ってジェスチャーを舞台の方に向けてしてハケて行きました。誰もいませんけど（笑）
初日だから一言ぐらいあるかなって思ったんだけどなー。
トークイベントに時に喋る感じかなー。
あ、終わって後ろの方をみると演出家の方は確認出来ました。
携帯の電源を入れると18:58でした。
2時間弱ですね。ぎゅぎゅっと若いエネルギーを詰め込みましたね。
次は大阪までお預けだけど、また観られると思うと嬉しいです。
