文ちゃん、綺麗でした。
前の方だけどサイドブロックだと思っていたら、実はセンターブロックの席でした。
しかも客席に降りてきたので、明らかに振り返ってひたすら文ちゃんを眺めるという時間もあり、近くで堪能してきました。
変わらないですね。松竹座で関ジュ公演してた頃と同じほっぺたでした(←分かりにくいw)
こういう真面目な役って最近あんまりなかったから、ふざけることなくずーっと綺麗でした。髪の毛もあの頃の長さだし、青色の毛を付けていて、白の衣装に映えて美しさが増してました。
というか、平安時代の話だから直衣だと思い込んでいたけど、白基調にシルバーが付いたスーツでした。カッコいい。
ただ話としては悲しいね。
何をどうやって3人が知り合うのかと思ったら、そういうことだったのか・・・だし、最初歪んでいた(自我を殺していた)草介は少しずつ人間らしさを取り戻すけど、歪んでいることを隠していて増長させてしまった光陰はどうにもならなくなるし、とわは漫画だからそもそもの設定がパタリロのとある回を思い出すんだけど、その分100年かけて回復するのかなって想像したり。八百比丘尼もとわのことを分かってるから、深い事情があるんだろうし。
でも重い舞台には感じませんでした。
生演奏と照明とシンプルだけどちょっとずつ印象の変わるセットだし、笑いも挟んできて楽しかったです。
バンドメンバーが子供達のガヤを言ったり、楽器と呼んでいいのかという楽器で面白い音を出したり、何かと楽しかったからかな。歌もハモだけじゃなく、がっつり歌うし、大忙しですね!
あと、もう一つ勘違いがあって、何故か1時間30分と思っていたら開演前のアナウンスで「上演時間は1時間45分を予定しています」って聞いて驚きました。色んな意味で気楽に来たから、観劇中に軽くお腹の怪獣が鳴いてきっと隣の席に人に聞こえていただろうなと思います。別にお腹空いてた訳じゃないんだけどねー。
辰巳くんは芝居が上手いね。2020年の3月以来かなって思うけど、役者だなあって感じました。
とわちゃんが可愛かった〜。声を出せない役だから、動きがめっちゃ可愛いの。もちろん「声が出せないから」とか心の声をめっちゃしゃべるんだけど、その声も可愛いの。「草介」の漢字あてクイズの時とか、最高でした!
っていうか、あそこはアドリブコーナーだよね。きっと今日は辰巳くんが延ばしたよねw光陰様ではなく文ちゃんが出てきたもんね。
そうそうはじまりが八百比丘尼様の歌から始まったのでビックリしましたが、歌は上手いし、演技はかっこいいし、それでいてカテコでは持ってきたマイクと劇中で使ってるマイクがあるからってそれぞれ文ちゃんと辰巳くんに渡して歌わせるし、お茶目さんだし、素敵でした。ああいう大人でありたいです(どうした、急に)
文ちゃんは劇中にソロ歌はなかったです・・・。でもソロパートはあって、もっと歌って欲しいなとしみじみ思いました。せっかく筋トレもしてるみたいだし、踊れるよね〜。
カテコでも2回ぐらい出てきてくれても、特に挨拶とかはなく、「ありがとうございます」って口が動いてるなあぐらいと「映画もよろしくお願いします」って言ったのと辰巳くんが「また会いましょう」的なことを言ったぐらいかな。
しっかり2時間ありました。
映画と繋がるとかそういうんじゃなくて、舞台だけを観ても不思議な感じがしてとても良かったです。
ま、デジチケを今日買ったばかりの人が言うなって話ですけどw
映画は来月末からなのでしっかり見に行こうと思います。試写会で見た人によるとファンタジーではないらしいので、覚悟して見に行こうと思います。
それにしても文ちゃん、綺麗やったなあ。