自己否定の原因とやめる方法について 考えてみました
■自己否定の原因
自己否定をするあなたが悪い。
自己否定する習慣をやめましょう!と言われる方もいますが…
自己否定は自分一人で生み出したものではなく、周囲の環境から作られたものという情報を知りました。
子供時代から何度も何度も否定されて育った場合、無意識に否定してしまって当然です。
子供にとっての神である「親」からの否定であれば、なおさらです。
なので、決して無意識に否定をしてしまう自分を責めなくてもいいのです。
(逆に、肯定されて褒められて育ったならば「自分を否定しよう」なんていう発想は一切生まれなかったはずです)
客観的に、他人を傷つける行為は否定されて当然でしょう。
しかし、自分の容姿・年齢・能力などは否定されなくてもいいのです。
(実際に私の友人など周りを見てみれば…容姿も年齢も性格も能力も完璧でなくても、結婚して旦那さんから愛されて幸せに生きている人がいます)
たいてい、過去に あなたを否定した人に問題があったりします。
毒親だったり、モラハラ・パワハラだったり、虐めの加害者だったり…。
もうその人たちの自尊心を満たすためだけの否定を受け入れ、生きなくてもいいのです。
■自己否定をやめる方法
自分で自分を客観視する
自分を否定した相手の目線を捨てて、自分から見た「あなたの努力や優しさ」を思い返し、紙に書き出してみる。
私は初めは慣れませんでしたが、子供時代を振り返り「孤独で不安で怖くても一人で耐えて努力してきた期間や、否定を受け入れて自分を責めてしまうほど真面目で謙虚さがあったこと、長時間 見返りなく親や友人のために愚痴を聞いたり励まして優しさや元気を与えてきたこと」など、私のしてきた事実と良さを知る事ができました。
個人の価値観・趣味嗜好と捉える
自分の外見・年齢・性格・能力・価値観を否定する人がいたとしても、たとえ親でも「これは相手の意見だ」と捉えること。
相手が「あなたはダメだ」「あなたが悪い」と言っても、その人から見ての基準だっただけ…。
(もちろん他人を傷つける犯罪行為や虐めはいけませんが)
他の人から見れば、全く見方が変わるなんてこともあります。
例えば、ふくよかな体系でも人気があり活躍している芸能人や、整っていないスッピンをYouTubeで公開しメイクで変身させて高評価を得ている人もいます。また(失礼ですが)特別若くも美しくもなく肩書もなく性格も我儘なのに、旦那さんから愛されて尽くされている友人もいます。
否定する相手が悪い可能性もあります
例えば、己を犠牲にしてでも(不幸になってでも)尽くせ!と言う、相手への尊重も愛情もない人。
無理な要求を断ると「お前は優しくない」「お前のせいで私は不幸だ」と被害者面し、罪悪感を煽って己の要求を通そうとしてくる人。
その人の人格が完全に悪く、たとえ親でも子供の幸せや人生は奪う権利はありません。
否定する相手とは離れて生きた方が良い
自分を守るために、否定する相手から離れた方が良いでしょう。
謙虚に否定を受け入れ改善して生きるのが良いと言われる方もいますが、それはケースバイケースではないでしょうか。
例えば「傲慢に良心もなく相手を傷つけてきた人は、改心すべき」であり「仕事でも効率的な方法や改善する良い発想があれば、そちらを採用すべき」だと私は思います。
しかし、それ以外の個人的な否定を受け入れ言いなりになる必要はないと思います。
「特定の人物の都合よく作られた奴隷」になりかねません。
また、たいてい否定する人は「自分の欠点を棚に上げて、相手を叩いている可能性が高い」です。
そんな相手の言いなりになる必要はないでしょう。
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