鎌ヶ谷球場へ訪れる半分の目的は、名物の「日ハムオヤジさんたちの野次」。
しかしながら、そんな野次に激怒し抗議したチームがあったようで
このような看板が・・・・
このときは、なぜこんな看板が??それも楽しみの一つなのに・・・と、がっかりでしたが、
「バカなんていうとレッドカードだよ!」
「ほらほら、こうなっちゃうからね!」(オヤジさんたちの席近くにもわざとらしく注意を促す張り紙が)
なんていいつつも、相変わらず野次ぶりは健在でした。
試合直前、
「とんもろこし(とうもろこし)はどこだ??アレか?アレか!」
「巨人はとんもろこしはダメなのか!?」
トレードで巨人の選手になってしまった実松捕手のことを言っていたようで・・・
要するに、とうもろこしのひげの様な髪型は巨人では許されないのか?とおっしゃっていたのだと思います。
また、
「(ファイターズ選手に)打ってもらいたいけど、打たれちゃー、とんもろこしに悪いしなぁ。難しいもんだな!」
と、ジレンマを訴えていました。
さて、試合開始・・・となったものの、オヤジさんのすぐ側に座っていた方が痙攣を起こし倒れてしまいまして・・・
辺りは騒然とし、ベンチの選手まで出てきたりする中(わたしは何も出来ずオロオロ)、
球団職員を呼び的確に介抱するオヤジさんたち。
その方はまもなく起き上がり、無事で済んだようですが・・・
その間の1回表と裏は試合を観るどころではありませんでした。
まわりも落ち着き試合に集中し始めた頃、ジャイアンツベンチの元気の良い声出しに対し
「最下位チームが声だけは元気いいな!!下で(イースタン)はだけどな!!」
一瞬黙るジャイアンツベンチ。
また、紺田選手が打席に立つたび
「新庄の穴を埋めるのは君だ!!!」
と声援。
確かに、去年観にいった春季キャンプでは1軍キャンプに帯同し、コーチ陣に取り囲まれ指導されていましたから、首脳陣からの期待も厚いとは思いますが・・・
そこまで??と正直思っていたところ(失礼な)
終盤、チャンスに変化球で打ち取られてしまった場面
「新庄と一緒に新宿のホストクラブで働いた方が儲かるんじゃないか??」
新庄選手に代わる「いい男」は君だ。ということですね。
この言葉の後、どこからともなく
「あのオヤジ、吉本にでも行ってほうがいいんじゃないか・・・」
と呟く声が。
また、紺田選手にバントのサインが出ていた際
「お!バントなんて珍しいな!○○コーチ!こりゃ、雨が降っちゃうよ!(空を見上げ)ホントに雨降りそうだよ!」(実際、雲が広がり薄暗く・・・)
何回だったか1塁へ悪送球した、やっぱり愛しい実松捕手に
「吉村さん!ごめんなさい!!!許して!」
かわりに謝るオヤジさん。
いきなり
「はしもとーーー!!がんばれーーー!!!」声援を送るオヤジさん。
間を置き
「はしもとなんていねえよ!!」とこたえられると
「審判だよ、審判。まだ、若いあんちゃんでな・・・・」
とよくご存知。
そして、スタンドから「○○選手、がんばってーーー!!」との声援に
「がんばっちゃう~」
と選手のかわりに甘い声でこたえるオヤジさん。
試合は1点をファイターズが追いかける緊迫した展開でしたが、9回に横山投手が滅多打ちにあい
それまで
「1点差ならなんとかなる!2点差ならどうにかできらー!」と強気も
「4月は10勝9敗で勝ち越しだい!いいんだ!!」
既に負けを認めつつ、自分にいいきかせるように声を上げるオヤジさん。
とまぁ、他にもたっくさんの語録があり、試合は負けたものの楽しませていただきました。
しかし・・・・
黄昏ている場合じゃないですよ、坪井さん・・・
どうせ飛ばすなら粋な野次を飛ばして貰いたいですね。
「それは言い過ぎだろう?」って思うような事を言っちゃう人もいますから。
痙攣しちゃった人、大丈夫なのかなぁ?
いきなりだと、まわりも驚いてしまいますね。
元気におうちに帰れていると良いのですが。
鎌ヶ谷での野次は、稀にきついなーと思うものもありますが、ほんと、面白いんですよ
たまたま球場に運び、そのステキな野次に虜になんて方もいらっしゃいましたよ(わたしもその中のひとりですね)
痙攣>
ほんと、びっくりしました
ついさっきまでオヤジさんたちと話してたのに、
小刻みに震え、そのままゆっくりと倒れて痙攣・・・
そのうちイビキをかかれたので、これはまずいんじゃ!?
と思いましたが、その方を良く知る人いわく
たまに「てんかん」を起こすそうで、多分その発作じゃないか?と。
その倒れた方も、目が覚めるように起き上がり、歩いてスタンドを後に。
にしても、そういう状況に対応できない自分に改めて気づかされました。