高校野球地区予選の準決勝へ予想外だった母校が進出したため、
29日の土曜日、応援へと神宮へ行ってきました。
残念ながら7回コールド負けという結果に終わりましたが、
何年、何十年と味わっていない高揚とした気分に包まれた1日に・・・・
3試合連続完封を投じてきた母校のピッチャーくんでありましたが、
相手校の機動力に惑わされ、四球、盗塁、押し出し四球、駄目押しで初回に6失点(2回以降は持ち直しましたが・・・)。
攻撃もヒットを重ねるも得点につながらず、強豪校という名と機動力にドギマギしてしまったような展開となってしまったようでした。
サイドスローながらコントロール良く低めのコースに投じる母校のピッチャーくん。贔屓目かもしれませんが、主審さんのストライクゾーンはやや高め。低いコースをストライク判定することはまずありませんでした。
が、結果は結果。相手が上手だったのです。
試合中
後輩と思われる応援に駆けつけていた生徒たちの中に、いかにも今どきの高校生といったような「またエライ髪型に整えたもんだなぁ」という男の子たちがわたしたちの後ろのシートに座っていました。
序盤で崩れてしまったピッチャーに
「大丈夫だ!これからだ!!」
あと1得点でコールド回避という攻撃回に
「いけるぞ!諦めるのは早い!○○ならやれるぞ!」
と声を張り上げ、
側にいた男性が実に的確なゲキを送っていると
「あのおじさん、すごくいいこというよねぇ。」と感銘し、
「あぁ、もう少し浅めに守っていれば・・・」とつぶやいたわたしに
「下手に突っ込むと長打になる恐れもあるからなぁ。」
とこたえてくれました。
また、観客席は(外野席は開放せず)満席なんじゃないの?というくらいに人で溢れていました。
試合終了後
中には涙をポロポロ流すチアの女の子の姿
「良く頑張った!恥じることは無いんだぞ!!」
応援席前にやってきたナインに声をかける大人たち
試合に負けて残念は残念ながらも、どういうわけか夢の中にいるようでした。
スタンドの外に出、選手たちを待っている母校の応援団。
わたしたちもその場に居ると、選手の親御さんと思われる方々が「応援ご苦労様です」とペットボトルのお茶を差し出してくれました。
「残念は残念だけど、良く頑張ってくれたわよねぇ。それに、このまま甲子園なんてことになったらコレ(手を首にあて)になっちゃうわ」と一人の親御さん。
試合期間中は仕事を休みながらチームに貢献してきたのでしょう。
まもなくして選手たちが球場から出てくると、歓声と拍手が響き渡りました。
ピッチャーの子に目をやると、タオルを顔にあてて泣いている様子。
テレビ観戦していた我が父によると、試合終了時にも涙していたとのこと。
悔しいよね。悔しくてたまらないだろうけど、
さらに世界は広がっていくことでしょう。その悔しさをバネに飛躍して欲しい。
わたしの在校時もあまり評判のよろしくなかった母校。
さらに悪化の道を辿ったようでしたが、前校長が尽力され少しずつながらもいい方向へと変わっていき、今では都から運動部活動の推進重点校に指定されたそう。
そういったことも今年の躍進の理由のひとつでしょうが、やはりなんといっても努力の成果。
そんなかれらの努力のおかげで、ただの卒業生でしかないわたしが、夢のような時間を過ごすことができました。
ほんとうにほんとうにありがとう
29日の土曜日、応援へと神宮へ行ってきました。
残念ながら7回コールド負けという結果に終わりましたが、
何年、何十年と味わっていない高揚とした気分に包まれた1日に・・・・
3試合連続完封を投じてきた母校のピッチャーくんでありましたが、
相手校の機動力に惑わされ、四球、盗塁、押し出し四球、駄目押しで初回に6失点(2回以降は持ち直しましたが・・・)。
攻撃もヒットを重ねるも得点につながらず、強豪校という名と機動力にドギマギしてしまったような展開となってしまったようでした。
サイドスローながらコントロール良く低めのコースに投じる母校のピッチャーくん。贔屓目かもしれませんが、主審さんのストライクゾーンはやや高め。低いコースをストライク判定することはまずありませんでした。
が、結果は結果。相手が上手だったのです。
試合中
後輩と思われる応援に駆けつけていた生徒たちの中に、いかにも今どきの高校生といったような「またエライ髪型に整えたもんだなぁ」という男の子たちがわたしたちの後ろのシートに座っていました。
序盤で崩れてしまったピッチャーに
「大丈夫だ!これからだ!!」
あと1得点でコールド回避という攻撃回に
「いけるぞ!諦めるのは早い!○○ならやれるぞ!」
と声を張り上げ、
側にいた男性が実に的確なゲキを送っていると
「あのおじさん、すごくいいこというよねぇ。」と感銘し、
「あぁ、もう少し浅めに守っていれば・・・」とつぶやいたわたしに
「下手に突っ込むと長打になる恐れもあるからなぁ。」
とこたえてくれました。
また、観客席は(外野席は開放せず)満席なんじゃないの?というくらいに人で溢れていました。
試合終了後
中には涙をポロポロ流すチアの女の子の姿
「良く頑張った!恥じることは無いんだぞ!!」
応援席前にやってきたナインに声をかける大人たち
試合に負けて残念は残念ながらも、どういうわけか夢の中にいるようでした。
スタンドの外に出、選手たちを待っている母校の応援団。
わたしたちもその場に居ると、選手の親御さんと思われる方々が「応援ご苦労様です」とペットボトルのお茶を差し出してくれました。
「残念は残念だけど、良く頑張ってくれたわよねぇ。それに、このまま甲子園なんてことになったらコレ(手を首にあて)になっちゃうわ」と一人の親御さん。
試合期間中は仕事を休みながらチームに貢献してきたのでしょう。
まもなくして選手たちが球場から出てくると、歓声と拍手が響き渡りました。
ピッチャーの子に目をやると、タオルを顔にあてて泣いている様子。
テレビ観戦していた我が父によると、試合終了時にも涙していたとのこと。
悔しいよね。悔しくてたまらないだろうけど、
さらに世界は広がっていくことでしょう。その悔しさをバネに飛躍して欲しい。
わたしの在校時もあまり評判のよろしくなかった母校。
さらに悪化の道を辿ったようでしたが、前校長が尽力され少しずつながらもいい方向へと変わっていき、今では都から運動部活動の推進重点校に指定されたそう。
そういったことも今年の躍進の理由のひとつでしょうが、やはりなんといっても努力の成果。
そんなかれらの努力のおかげで、ただの卒業生でしかないわたしが、夢のような時間を過ごすことができました。
ほんとうにほんとうにありがとう