死神くん第７話

　シンガーソングライターのＡＭＩさんがたとえいなくなったとしても

　そんなことでゆかりさんの歌が売れるようにはならなかったと思う。

　たとえば、ずっと自分は２位なので、

　いつも１位のあの人がもしいなかったら？なんてことはあるかもしれないけれど

　努力もしないでゴーストライターに曲を作らせて、

　ＣＤの売上や順位ばかり気にして

　人を妬み恨むゆかりさんの歌は人に感動を与えないでしょう。

　純粋で自分の命を削ってでも人に伝えたいと歌うＡＭＩさんの歌とは大違いですよね。

　悪魔にとっては、そんなゆかりさんの魂は大好物なのでしょう。

　大筋は原作の「歌あるかぎり」なのだけど、

　原作の死神くんはもっとしっかりしているし（苦笑）。

　悪魔にとられたゆかりさんの魂も死神くんが天に連れて行きますよね。

　ただ悪魔は　まだ寿命ではない人から３つの願いと引き替えに魂を奪うというものでしたよね？

　死神くんの命のロウソクも出てきません。

　私は、原作のままのほうが好きだけど、ドラマとしては死神くんの命が尽きそうにするほうが面白いのかな？

　ゆかりさんが死ぬときも、

　原作は死神くんがゆかりさんの手をつかまえて落ちないようにしているところに

　３番目の願いとして「私を死なせて」とゆかりさんが叫んで

　悪魔がゆかりさんの手を掴んでいる死神くんの手を

　ビシっとはたいて、手を離させるのです。

　そこの場面、好きだったのだけど、３人宙吊りで実写は難しかったのかなぁ？

　なんかドラマの死神くんが無力で切ないです。

　次回の原作は「ピーマン食べた」ですが、

　予告を見ると、悪魔が男の子と友達になるところは一緒だけど

　ほかは違っているみたいですね。

　どんな展開になるのか楽しみです。

　ただ、関西は放送開始時間が更に遅くなりますね～