天上天下唯我独尊

FISH・ON!王禅寺

28日土曜日、家族を連れて近所の「FISH・ON!王禅寺」に行ってきた。
自宅から車で10分かからないくらい(走行距離6km!)にある管理釣り場、というよりは釣堀池だ。
とはいえ、イワナやヤマメやレインボートラウト、はたまた冬季はイトウまで放流されているから、テンカラ練習にはもってこいだと思ったのだ。
料金は3時間で2,500円なので、ガソリン代や高速代金が全くかからない分、遠くの山へ出かけるよりははるかに経済的だ。

FISH・ON!王禅寺  ↑この人は僕ではありません。

しかし、私は釣り場に出てすぐ気付いてしまった。源流用3.2mのテンカラ竿では本当に目の前のところしか狙えないのだ。こりゃ、フライじゃないと全くダメだ。深度のあるポイントまで全くリーチ出来ない。
そこで、ルアー(スプーン)に切り替えてアタック。イワナ2匹を上げた。
それにしても、久しぶりに使ったスレ針(カエシがない針)は取り込みが難しい。何度もバラしてしまった。
まあ、そのお蔭で釣った魚は傷つけずに放流できた。
正直言ってこの「FISH・ON!王禅寺」、水質はあまり良くない。水からは軽い臭気が立ち昇っているし、水中にはアオコ(藻の一種)がみっしりと繁殖していた。とてもではないが、釣った魚を料理して食べようと言う気にはなれないのだ。
魚には申し訳ないが、汚い水に戻すしかない。
正直言うとこんな環境にヤマメやイワナを放流しているのはかわいそうだと思ってしまう。そう、この「FISH・ON!王禅寺」に来ると、釣れても釣れなくてもちょっと「心苦しい気持ち」になってしまうのだ。
ついつい近所の気軽さ故に足を運んでしまうが、同じ釣堀にしても、イワナは川を仕切って作った”自然を生かした管理釣り場”で釣りたいというのが本音だ。
多くの釣り人が私のような心の痛みを感じるだろうから、地の利は良くても「FISH・ON!王禅寺」は徐々に客が離れていくのかもしれない。
自然の湧水に恵まれた、もう少し水質管理が出来るあたりに作るべきだったと思う。
とはいえ、利便性に負けてまた足を運ぶかもしれないけど・・・。

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