色々な人からの批判を予測すると、己の知識と経験を誇るためにも、
どうしても中庸な意見をこねくり回して書いてしまう。
"できない"評論家にありがちな傾向だ。
しかし、お金もらってない素人が好き勝手書くブログでそれはよろしくないなと感じる。
思ったことを素直に伝えなければ、本当の意見にならないからだ。
中途半端は良くない。
ほとんどのブログ、誰にも批判されないように煮え切らない八方美人な内容。
そのほうがアクセス稼げるんだろうけど、存在意味ないのよね。
で、MCカートリッジのDENON DL-110に関しての私の結論を簡潔に箇条書きに…
・アンプのMM/MC切替は、MMポジションの方が圧倒的に良い。
MCポジションだとパワーがありすぎて高音の繊細な描写が破壊される。まるでMMカートリッジのような音になってしまう。
・DP-103と比べると、DP-103の方が110より繊細でMCらしい音が出る。予算あるなら、迷わずDP-103。
DP-110は、MMポジションでもMCカートリッジらしい繊細な音が聴けるというのが最大の特徴。MCポジションのついていないアンプに繋ぐにはうってつけ。
・オルトフォンやオーディオテクニカ製10万円未満のMMカートリッジ買うくらいなら、このMCカートリッジ(DL-110)を買う方がハイファイで幸せになれる。
・最低限、オーバーハングと針圧はしっかり調整してあげてください。