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天上天下唯我独尊

1984年のクリスマス

40年前の1984年のクリスマス、実に豊作だった。

当時定番になるなど夢にも思っていなかった最新シングル2曲。

 

ひとつ目は、Wham!「Last Christmas」。

MVが印象的で、イギリス好きな10代少年の心に刺さった。

 

いまなお、当時のレコード盤で聴いている。

実は1984年の夏頃にパイオニアのCDプレイヤーを導入済み。

しかし…、

・CDはレコード盤よりリリースが遅れる

・リリースされても、レコード盤2,500円でCDは3,500円

・そもそも、CDがリリースされないものも多い

ということで、まだまだレコード盤が現役だったのです。

 

ひとまわりして、世界的にはいまやCDよりレコード盤の方が売れている。

ガラパゴス日本だけが、まだCD。

 

そして、BAND AID「Do They Know It's Christmas?」。

これはウルトラヴォックスのミッジ・ユーロ作曲の名盤で、これまた定番化した。

私の中では、クリスマス曲といえばいまだにこれらが二大巨頭。

この時代の後にリリースされて定番化したのって、マライア・キャリーのカバー曲くらいで、

オリジナル曲はないような…。

あ、日本ローカルはカウントしていません。そもそも、聴いていなかったので。

 

そしてなんだか、いまの自分の精神的空気感て、この頃に非常に近い気がしている。

毒気が抜けて気持ちがティーンエイジャーに戻り、

決して金銭的にRichじゃないし社会的立場もないんだけど、

とても穏やかで夢と希望に包まれている雰囲気。

 

不思議なものだ。

この年齢にして、無理せずリセットされて次に歩み出そうとしている。

それが、16歳の頃と同じで、無理なくごくごく自然な形で発生している。

 

当時の新曲が、1984年の空気感を正確に再現してくれている。

 

音楽は私にとってとても大きな存在であり続けているし、

それを33年間仕事にできていたことは、本当にありがたいと思う。

 

最近、万事に対して感謝の念しか湧いてこないのです。


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