上と下の写真、どっちがお好みですか?
フルサイズセンサーとAPS-Cで、どちらも夜間の室内にてほぼ同条件で撮影したもの。
まあ、NIKON Z5が写ってる上の方、当然ながらAPS-CのキヤノンEOS M5で撮影したものです。
で、下はキヤノンEOS M5が写っているので、フルサイズセンサーのNIKON Z5で撮影したものです。
大差ないと思いませんか?
実は、撮って出しでは大差ありました。
APS-C機はノイズがひどくて粗いドットが目立つのに対し、フルサイズ機はクリアかつ背景ボケも自然。
ともにF値は2.0で揃えました。
ISOは1250と3400と大差出ました。シャッタースピードを1/50で揃えた結果です。
が、LightroomアプリでAIノイズ軽減を94%かけたらこの通り。
8年前のAPS-Cセンサー機でもフルサイズ機と遜色ないクリアさになりました。
高感度ノイズをいまだにカメラ評価基準に挙げている人は、古い古い。
恐竜時代の意見です。
というわけで、当然ながらフルサイズ機とAPS-C機には写りに大きな開きがあるものの、
アプリを使えばほぼ解消ということで、お散歩がてらに持ち歩くなら軽量コンパクトなAPS-C機が重宝するんですよね。
で、気になるのはセンサーサイズよりもメーカーの違いによる色の出方の違い。
EOS M5が写っているNIKONで撮影した写真の方が、圧倒的に肉眼で見た色に近い。(ややこしい)
で、キヤノンがダメなのかというとそんなわけではなく、それぞれ特色あって使い分けられます。
というわけで、フルサイズセンサー崇拝ではなく、
性能差を理解した上での、APS-C機礼賛記事でした!
小さくて軽くて安いは正義!!