天上天下唯我独尊

中年ボーダー

このところずっとネットでスノーボード探しをしている。
今年は、新しいボードとブーツを購入しようと思っているからだ。
いまのボードは2000年11月購入だから、5シーズン使い切った。そろそろ限界。
でも、やっぱりネットじゃ決断できない。近々、神保町に足を伸ばそうと思う。
で、今年のスノーボードのテーマは「びったれボーダー」。
「びったれ」って言うのは、宇部弁で<だらしない>っといった感じの言葉。
ようは、ギンギンに滑ったりガンガンにジャンプしたりするのではなく、のんびりと雪山の空気と雪の感触を楽しもうというスタンスだ。
僕くらいの中年のスキーヤーがゲレンデでウェーデルンなんかで疾走しているのを見ると、「ぶち格好悪いヤツっちゃ!」と心の底から思ってしまう。
いい年齢してゲレンデで疾走するなんて、ゲレンデの真ん中で座っている若いボーダーよりも迷惑極まりない。そんなにテクニックをひけらかしたいなら、ゆるいスキーヤーやボーダーが近づかない<急斜面>や<コブ斜面>でやればいいのだ。
中年は中年らしく、「びったれボーダー」に限る。
だから、ボード選びもウエア選びもそのコンセプトで行こうと思う。
まず、ボードは「軽くて固い」ものを選ぼうと思っている。
まず、軽さは何よりも疲労感を軽減してくれる。そして、固さは安定感を保証してくれる。そして、長さは短め。とり回ししやすい方が負担は軽い。固さのもたらす回頭性の悪さを長さで補填しようということだ。
長さ154cmの軽量ボード。そしてカラーリングがシックなもの探そうと思う。
今のところの候補はFanatic Dukeのブラウンのデッキの方。            (↓)
 
そして、ブーツはインナーがキツ過ぎないもの。
DEE-LUXのサーモインナーが欲しいけど、高価なのが欠点。ビンディングはブーツおよびボードと相性の良いものならメーカーはどこでもいいかな。Flux欲しいけど。
最後に、ウェア。
これは、何よりも保温性を重視しようと思う。「ゆるゆるしていても凍えない」のが大事。だから、ここはちょっと予算を割いてバックカントリー対応の厚手のものを購入しようと思っている。狙っているのは、patagoniaのM's White Smoke Jacket。(↓)

デザインもシックで大人っぽいし、機能性も申し分ない。 
中年ボーダーになって思うのは、「カッコがよければ全てよし」みたいな20代の頃の傾向が皆無になったこと。
それは、ギア選びに於いても滑りに於いても共通の変化だと思う。
こうしていろいろ考えている時が楽しい。
来週は、会社を抜け出してパタゴニアSHOP渋谷を覗いてみよっと。

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