家の植え込みに飛んできたので飼っていたカブトムシ3匹のうちメスは死に、オス2匹はほとんど動かなくなってきてしまった。
稲穂は色付き、コオロギの声が聞こえる。
すっかり秋だ。
そこで、秋に聴いてシックリ来るアルバムを紹介しようと思う。
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Paul Weller/Wildwood
4曲目の"All The Pictures On The Wall"はPaul Wellerの作った曲の中でも屈指のFavorite曲。
窓を全開にして秋空の下をドライブしたら、最高の気分。
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Dire Straits/Brothers In Arms
4曲目「Your Latest Trick」以降の展開が最高。頭の3曲は、好きなんだけど「シングルにする」ことを考え過ぎたTRACKかなと思ってしまう。
これも、日中聴きたいアルバム。
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George Michael/Listen Without Prejudice
5曲目の「Cowboy And Angels」はGeorge Michaelの作った曲の中で一番好きだし、このアルバムがダントツで好き。Coolでスタイリッシュかつ落ち着きがある。風が冷たくなってきたから、上着を着こんで車のサンルーフを開ける。高い空と、色づいた木の葉の香りが車内を包む。
そんなシチュエーションが似合う。
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New Order/Brotherhood
バーニーが珍しくギターを奏でまくったアルバム。アコースティック色とダンス色を見事に融合させた稀有な芸術作品。
遠くに紅葉する山を眺めながら、高速道路を疾走する。いや、あらゆるシーンで口ずさんでいたいアルバムだ。
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Sting/Nothing Like The Sun
Stingのソロ以降の作品では最も好きなアルバム。6曲目の「Fragile」あたりは何回聴いたか分からない。
ヘッドホンで聴きながら、イチョウ散る並木道を一人で散策していたい。そんな孤独なシチュエーションが似合う。
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Pet Shop Boys/Behaviour
チープなユーロビート調ディスコのPSBシングルしか聴いたことない人には地味に聴こえるらしいが、このアルバムは実に美しいメロディーが満載の芸術作品だと思う。聴きこむほどに、引き込まれて行く。
6曲目「My October Symphony」の美しさは、形容しがたい。
傾き始めた午後のやわらかい陽を受けた景色にピッタリの音。
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Simple Minds/Street fighting Years
静謐な中にあるドラマティックな展開、このアルバムを表現するとそんな感じだ。冬の気配が濃厚になってきた落着いた晩秋、眼前の自然の壮大さに心打たれる。
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U2/The Unforgettable Fire
最後に、最もお勧めするアルバムがこれ。
外は既に初冬と言える寒さ。窓を開けることは出来ない。暖房がきいた列車の車内から、流れ行く車窓の景色を眺める。
空高く、一番星が煌いているのが見える。周囲に存在する数知れぬ人間が、より自身の孤独を際立たせ、心地よい寂寥感に囚われる。
7曲目(B面2曲目)の「BAD」は、聴きながら何回涙を流したか知れない。
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私は生まれも育ちも血筋も生粋の日本人だが、なぜか感情を揺さぶられるのはイギリス(アイルランド含む)の白人ロック(POP)。なぜだろう?
感性って言うのは、不思議だ。
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