いまさら購入した8年前のキヤノンEOS M5で初めて風景撮影した。
いやあ、大満足。
ダイヤル操作でマニュアル設定できるカメラは面白い。
まずは、雨の乃木神社。
理解できないのは、同じ穴の狢ではあるものの、廃止されたマウントのカメラは購入する価値ないって意見を平然と述べているマニア。
キヤノンなら、このM5やEOS KissやM100/200に採用されていたEF-Mマウント。
ニコンなら、ずっと続いていたFマウント。
それらが絶版になっています。
でも、それって否定する必要ありますか?
マウントでマウントとりたいだけですか?
そりゃ、最新機種は最新の機能が搭載されています。
でも、その機能、本当に必要でしょうか?
少なくとも、私の用途には全く必要ない。
風景を機動アマチュア・カメラマンとして撮影する際に、瞳追従はもちろん、高速連写もなにも使うことがないからだ。
最新の自動車のセーフティー・ドライブ・システムと全く同じ。
全然必要ない機能を搭載することで、見合わない価格上昇を誤魔化しているだけとしか思えない。
そんなメーカーの販売戦略に乗せられて喜ぶスノッブさは、老齢の人間は持ち合わせていない。
冷静に、必要かいなかを見抜くだけの話。
高額な最新機種を買うよりも、本体もレンズもはるかに安価な絶版旧型機種を導入する方が、
むしろ撮影の楽しみは増える。
ようは、テクニックのレベルアップに専念できるわけだ。
そりゃ、フルオートで簡単にベストショットを得られるに越したことはない。
が、8年前のEOS M5でも、十分に高性能だと思うんですよね。
それ以上の機能アップの必要性を、全く感じない。
ようは、8年前に必要な技術は出そろっちゃってるわけです。
なんだかフィルムっぽい写真だって撮影できる。
これ以上、何を望むのだろう。
もちろん、プロはそんなこと言っていられない。
より高性能なカメラでより高画質な写真を撮影する必要性がある。
でも、アマチュアにそれって必要かしら?
ましてや、初めてカメラを手にするエントリーユーザーに薦めるなら、
使いこなせない機能満載で高額な最新機種より、安価な旧型モデルの方が良いと思いませんか?
そのまま、雨の東京ミッドタウン(六本木)界隈へ。
そりゃ、私の持っているカメラなら、現行ZマウントのフルサイズセンサーZ5の方が画質を含め、全てがEOS M5より高性能だ。
けれど、お散歩撮影で持ち歩くのなら、小型軽量なEF-Mマウント(CANON EOS M5)の方がはるかに使い勝手いいんですよねぇ。
林道走るなら、ランドクルーザーよりジムニーの方が使い勝手良いのと同じ。
もちろん、経済的に余裕ありまくりならば現行マウントの最新カメラが良いに決まっている。
言いたいのは、マウント取りたいためだけに旧型モデルを否定しているお寒いマニアの意見は真にうけない方が良いってことだけです。
カメラもオーディオも自動車も、
多少古かろうが最新機能が搭載されていなかろうが、必要な性能があるならば安いに越したことがないと思うのです。
もちろん、自分の好きなデザインとブランドで!
ようは、自分のニーズにしたがって、しっかりと使いこなせるスキルを身につけられればそれでよし!
ということで…