年に一度以上はは必ず足を運ぶ府中郷土の森博物館。
もちろん博物館やプラネタリウムはあるのだけれど、園内の古民家、そして植物たちが癒してくれる空間を散歩するのが好き。
洋館風の建物と庭の如く広がる芝生、そして樹木と青空のコントラストが、なんともいえない風情を醸し出している。
水遊び池は、新型コロナ始まって以来数年ぶりに解放されていた。
ファミリーが夏を満喫している。
遠くに足を運ばなくても楽しめるこの施設、本当に素晴らしい。
昔はこんなものなかったのだけれど、カラー・ボールがばら撒かれていて、
なんともいえない彩(いろどり)。
流れの上流部から、広場を一望。
超広角レンズを使わずともフレーム内に全貌を捉えることができた。
今日はNIKON Z5で撮影。
人工的にではあるが最上流部には滝があって、紅葉の季節は周囲の紅葉がなんとも美しいスポット。
その季節には、私同様カメラを抱えた人がわんさと湧いています。
特に古民家園を謳っているわけではないけれど、さりげなくこうした情景に出会えるのも好きなポイント。
こうした家屋が目に映り、BGMに蝉の大合唱が添えられていると、真夏情緒が最高潮に達する。
いまでも田舎町には普通にありそうな蔵。
本当は、蔵じゃないかもだけれど・・・
竹林の奥には茶室のような庵もある。
この商店もなんとも懐かしい家構え。
園内の建物に統一感はないのだけれど、それぞれが個性を発揮していて存在感を放つ。
園芸植物も、あちこちに整備されている。
いまは花の季節ではないけれど、春には春の風情がしっかりとあるエリア。
入館料は300円、府中市民は半額だそうだ。
こういう庶民的かつ憩いの空間を維持してくれる府中市、素晴らしい!
市民ではないけれど、また近いうちに訪れよう。